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セレクト10

今月の展示会&コンペティション

デザイン・アート・広告賞今月の展覧会&コンペティション

MEMORIA展


次世代を担う気鋭の写真家として注目され、NYを拠点に活動するチャド・ムーアによる最新展示。彼の作品は、飽くなき好奇心と寛容性に包まれたドリーミーでシュールな雰囲気を持ちながら、どこかに生々しさとリアルを感じる点に特徴がある。本展でチャドは、独特な色使いや技法を用い、カメラでとらえた瞬間を永遠に引き伸ばすことで、写真に込められた「メモリー」(記憶)を残すチャンスを見る者に与えようと試みる。過去作品から最新作品に至る、計32点を展示する。

MEMORIA展
アニエスベー ギャラリー ブティック
開催中、4月28日まで
月曜休館
お問い合わせ→ 03-3406-6010

齋藤陽道写真展「感動、」


ろう者の写真家・齋藤陽道は、幼少期、補聴器をつけても会話をするのが困難だったために人との関わりを持てず、深い孤独を抱えていた。そんな彼を救ったのは、ろう学校で出会った手話と写真。本展では、2011年に刊行された写真集『感動』に収められた作品を一堂に展示する。社会的マイノリティとされる人々をはじめ、自身を取り巻くさまざまな人や物と向き合い撮影された写真からは、自分と異なることを受け入れ、多様な人々と共に生きる世界のヒントが見つかるはず。

齋藤陽道写真展「感動、」
東京都人権プラザ
開催中、3月30日まで
日曜閉室(祝日は開室)
お問い合わせ→ 03-6722-0123

第752回デザインギャラリー1953企画展「紀寺の家考 これからの町家暮らしの可能性」

通り庭の町家 撮影:山口明宏

前庭の町家 撮影:山口明宏

縁側の町家 撮影:山口明宏

奈良市紀寺町の廃屋だった町家を日本建築の伝統的な技法によって生まれ変わらせ、独特のスタイルで宿泊施設として活動する「紀寺の家」。建築家の父、そしてこの家を宿泊施設にした息子の親子2代で現在の姿を築いている。100年という時間の堆積や暮らしの息づかいが感じられ、2016年には登録有形文化財にも登録されている。本展では、紀寺の家の建立前と後、そして宿泊施設としての活動実態を紹介。その魅力に触れることで、いつか訪れたくなることだろう。

第752回デザインギャラリー1953企画展「紀寺の家考 これからの町家暮らしの可能性」
デザインギャラリー1953
開催中、3月18日まで
会期中無休
お問い合わせ→ 03-3567-1211

かわいいものが好き―いわさきちひろ展

タンポポとうさぎ 1969年

ランドセルをしょって並んで歩く一年生 1966年

青い鳥と少女 1972年

子ども、花、ねこ、犬、小鳥、蝶。いわさきちひろが好んで描いたのは、私たちの身近にあるちいさなもの、かわいいもの。彼女自身も「平和で、豊かで、美しく、可愛いものがほんとうに好き」と語っている。その絵は決して大きな声で主張をすることはないが、周囲をふわりと明るくするような、命の輝きが描き出されている。本展では、育児書のためのカットから絵本の原画まで約80点の作品を展示。その絵に描かれた「かわいい」の秘密を探る。

かわいいものが好き―いわさきちひろ展
安曇野ちひろ美術館
3月1日~5月13日
第4水曜休館
お問い合わせ→ 0261-62-0772 …
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