はごろもフーズでは、オイルサーディンをより身近な食材にしようと、2018年に連載50周年を迎えた劇画『ゴルゴ13』とのコラボレーションプロモーションを行った。
ゴルゴ13がマスターを務めるバーがWeb上にオープン
「『はごろも&キングオスカー オイルサーディン』の素晴らしさを日本に広めて欲しい」と依頼を受けたゴルゴ13が、ミッション完遂のためBARを開店し、マスターを務める──このプロモーションは、そんな一貫したストーリーのもとWebサイトや新聞・雑誌広告、リアルなバーなど、立体的に接点を組み合わせて設計されている。
Webサイト「BARゴルゴ」のメインコンテンツは、ストーリー仕立てでオイルサーディンのレシピを紹介する「劇画レシピ」。オイルサーディンに乗せる「ねぎ塩」のため、最高級のネギと岩塩を求めてタフな交渉を重ねるゴルゴ13のストーリーなど、レシピごとに異なる劇画が楽しめる。
都内20店舗の日比谷Barでは、リアル「BARゴルゴ」コラボレーションを11月末まで実施し、サイトで紹介されていたレシピやゴルゴ13由来のカクテルを提供。さらにスポーツ新聞の記事広告ではコラボレーションの舞台裏を伝え、店頭でのコラボパッケージ、特別ギフトボックスの開発、料理動画サイトを使った情報発信など、幅広く展開している。
はごろもフーズ 経営企画室 広報担当の田中隆裕さんはこのプロモーションについて、「既にファンの皆さんにご愛顧いただいているブランドですが、さらに多くの方に手にとっていただきたいと、メインターゲットである中高年男性に響く企画として実施しました」と話す。クリエイティブディレクターの山本宏雄さんは、「『ゴルゴ13』が50周年を迎えるタイミングだと覚えていたので、サーティーンとサーディンのダジャレはすぐに思い浮かびました。勇気は要りましたが、実現すれば力強いキャンペーンになると思い提案しました」と言う …