花王「ビオレ」ブランドのスキンケア洗顔料は今年6月から、「肌」をテーマにしたプロジェクト「肌。Biore×篠山紀信 0→100歳」をスタート。0歳から100歳まで、計101人の素顔が持つ魅力をカメラマンの篠山紀信さんが撮り下ろした。
ブランドの価値を再確認する
「肌。Biore×篠山紀信 0→100歳」プロジェクトは、ポートレイト、年齢、キャッチフレーズで構成されるビジュアルが次々に映し出されるオムニバス形式のWebムービーの公開から始まった。今年30歳を迎えた女優の榮倉奈々さんをはじめ、0歳から100歳まで各年齢の人物が登場するムービー全7本が順次Webサイトにアップされ、10月には篠山紀信さんが撮影した101人分の写真の展示会が表参道ヒルズで開催された。
「ビオレ」は1980年に日本で初めてペースト式の洗顔料を発売し、現在7年連続でシリーズ売上No.1を獲得している。一方で、あまりに当たり前に家庭の中にあるブランドになりつつあることが課題のひとつだった。今回のプロジェクトでは、「ビオレだから提供できる生活価値」を改めて見つめ直し、これまでテレビCMをメインにコミュニケーション施策を実施してきた同ブランドで、デジタルやイベントを起点にした新しいアプローチを実施している。
制作を担当した博報堂クリエイティブ・ヴォックスのクリエイティブディレクター吉岡虎太郎さんは、企画について次のように話す …