クリエイティブの力で乳がん検診の重要性を伝える「ピンクリボンデザイン大賞」。世の中の女性に自分ごと化を促すアイデアが集まり、各賞の受賞作品が発表された。
ポスター部門 グランプリ
コピー部門 グランプリ
ポスターA部門優秀作品
ポスターB部門優秀作品
ポスターA部門入選作品
ポスターB部門入選作品
コピー部門優秀作品
コピー部門入選作品
篠原ともえ特別賞
- ピンクリボンフェスティバル運営委員会(日本対がん協会、朝日新聞社ほか)
- キリンビバレッジバリューベンダー、富国生命保険
- 厚生労働省、法務省、東京都、日本医師会、日本看護協会、日本乳癌学会、日本乳癌検診学会、日本癌治療学会
- Pink Ring
- 中村禎(審査員長)、内田喜基、国井美果、田中千絵、中村聖子、三井明子
主催
特別協賛
後援
支援
審査員
乳がんの正しい知識や早期発見の大切さを伝え、検診受診を呼びかけることを目的に開催されるアワード「ピンクリボンデザイン大賞」。今年で14回目の開催を迎え、昨年度コピー部門で優秀賞を受賞した佐々木貴智さんのコピー「私が、私を救う。」をテーマにポスターデザインを募集するA部門、「愛」という言葉をヒントに受診を促すポスターデザインを募集するB部門、そしてキャッチフレーズおよびボディコピーを募集するコピー部門の3部門で、計1万3977点(A部門489点、B部門308点、コピー部門1万3180点)の応募が集まった。
その中からポスター、コピー部門のグランプリ各1点、優秀賞各部門2点、入選各部門2点、特別審査員賞1点(特別審査員:アーティスト/デザイナーの篠原ともえさん)の計15点が選出された。グランプリに選ばれたのは、岩永雄さんが雑誌の表紙をモチーフに制作したポスターデザインと、成田斐さんの「女の勘は、誤診する。」というキャッチフレーズだ。
審査員長を務めた中村禎さんは、審査の冒頭に「1人でも多くの人に行動を促し、助けることができる作品を評価するべき」と話した。各審査員はその基準を持って臨み、「ドキッとする言葉で、自分ごと化させる力が強かった」など講評を述べた。
今後、受賞作品は交通広告や雑誌広告として活用される予定だ。