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名作コピーの時間

僕がナチュラルにキャッチされたコピー

鈴木拓磨

    賞金つき賞賛あげます。

    宣伝会議/2004年
    〇 C/眞木準

    どうしてもかなわない80歳がいる。それが、うれしい。

    長沼/2008年
    〇 C/こやま淳子

    でっかいどお。北海道

    全日本空輸/1977年
    〇 C/眞木準

東京。銀座線渋谷駅。初めての独り暮らしと慣れない仕事と記録的な猛暑でヘロヘロになった僕の目は、頭に鉛筆を何本も挿した女の子と、そのコピーに釘付けになった。第42回宣伝会議賞のポスター。コピーのこともコピーライターという仕事のこともまるで知らない僕がナチュラルにキャッチされた瞬間だった。まさに惹句。とにかく話が早かった。初めて応募した宣伝会議賞の結果は散々だったけれど、このポスターとの出会いがなければ、このポスターの前で足を止めることがなければ、僕は今どこでなにをしているかわからない …

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僕がナチュラルにキャッチされたコピー(この記事です)
お前のつくる広告には、ちゃんと「危なさ」があるのか
コピーライターになれと言ってくれたのは一人だけだった。
僕はコピーライターの難しさと奥深さを味わっている。
手品みたいに出してくるやつが一番だめなんです。
コピーや広告についての 「よく出来てるね」という感想が苦手です
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