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感じるブックジャケット(PR)

キラキラ輝く旅の記憶を再現したブックジャケット

ペルーラ×石黒篤史「Dot trip」

電子書籍では得られない紙の本の魅力のひとつが、手触りや質感だ。ブックジャケットをつけられるのも本ならではの楽しさ。このコーナーではさまざまな質感を持つ竹尾のファインペーパーを使用し、そこに多彩な印刷加工技術を掛けあわせることで、触って感じる新しいブックジャケットを提案していく。

旅先で出会った輝く景色の記憶

キラキラと光沢感のある紙の上に、白箔で森の木々が印刷されている。OUWNのアートディレクター 石黒篤史さんは、最近大切な人と北海道や高知・安居渓谷を訪れる機会があった。このブックジャケットのデザインは、そこで出会った景色の記憶が元になっていると話す。

「木の間から光が漏れ出すまぶしい感じがとてもきれいで、旅って新しい景色に出会えていいなと思ったんです。一方で、本を読むと思考が旅をするかのような感覚があります。今回の企画が『感じるブックジャケット』というテーマだったので、どちらの旅にも共通する、新しい感覚との出会いを表現しようと思いました」。

銀のドットは、太陽の光のキラキラと眩しい感じや、水面に反射する光の粒を表している。木の影に隠れて少し形が欠けて見えるようにしたり、中にはハートの形のものが混ざっているなど、見る人に「これは何だろう?」と思わせるような要素を加えている。ハートのドットは、森の中にいる生き物の気配や、美しい景色を見た時の気持ちの高まりを表しているという。

校正では、紙はホワイトとスノーホワイトの2種類、箔は白箔と透明箔の2種類、それぞれの掛け合わせで計4種類を出して検証した。「事前の予想では、スノーホワイト×透明箔の組み合わせがキラキラした感じが出ていいんじゃないかと思ったんですが、実際に本に巻いてみると、ホワイトの方が優しくて馴染みがよく、紙の色はこちらに決めました。箔も、白箔の方が銀のドットとの重なりがうまく表現できていました。微細な違いで印象が思った以上に変わるのが意外で面白いと感じました」。

新しい感覚を開かせる実際の旅と、読書による思考の旅。この2つをリンクさせ、本の世界に読み手を誘うブックジャケットが完成した。

パルコ「PARCO VALENTINE」

阿武の鶴酒造「三好の冬」

NENNEN「THEO&PHILO CHOCOLATE」

    今月使った紙:ペルーラ

    真珠のように上品な光沢が美しいファインペーパー。真珠を意味するスペイン語の「Perla」から名付けられました。パール調の両面塗工により印刷発色にも優れています。

石黒篤史(いしぐろ・あつし)
1983年東京生まれ。OUWN主宰。OUWNでのデザインワークの他に、People and Thought. というアート活動も手がける。国内外で多数受賞暦あり。

編集協力/竹尾

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