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CREATIVE NEWS

ニッポンおみやげ博物誌 、エドワード・ゴーリーの優雅な秘密他、注目の展覧会

一本の丸太からつくりだした椅子90点を展示

ブラジル先住民の椅子 野生動物と想像力

ブラジル先住民が一本の丸太からつくりだした椅子に焦点を当てた展覧会が、9月17日まで東京都庭園美術館で開催中だ。

彼らの椅子には動物のフォルムや機能的なフォルムに独特な幾何学模様が施されている。彼らにとっての椅子は、日常生活の中で使用したり、シャーマンによる儀式や結婚式などの特別な機会に用いるなど、彼らの生活や伝統、独自の神話と色濃く結びついており、コミュニティ内の文化的・社会的なシンボルだった。それが今日、コミュニティ外との繋がりから刺激を受けて、用途や伝統に縛られない、より多様かつ自由な表現へと変わっている。

本展では、17部族の椅子約90点を紹介する。また、会場構成を、建築家 伊東豊雄が務める。旧朝香宮邸(本館)とホワイトキューブ(新館)を生かした展示空間も、独自の造形の椅子と共に見どころとなる。

ウルフ作(メイナク)《ジャガー》
(C)BEI collection/by Rafael Costa

制作者不詳(クイクロ)《サル》
(C)BEI collection/by Rafael Costa

カマリ作(クイクロ)《ホウカンチョウ》
(C)BEI collection/by Rafael Costa

ブラジル先住民の椅子 野生動物と想像力

開催中、9月17日まで。東京都庭園美術館
10時~18時(入館は30分前まで、7月20日~8月31日までの毎週金曜は21時まで開館)
休館:第2・第4水曜(7/11、7/25、8/8、8/22、9/12)
観覧料:一般1200円、大学生960円、中学生・高校生600円、65歳以上600円、小学生以下および都内在住在学の中学生無料
◆お問い合わせ→ 03-5777-8600(ハローダイヤル) 東京都庭園美術館

異色の作家ゴーリーの作品200点を公開

エドワード・ゴーリーの優雅な秘密

独特の世界観とモノトーンの緻密に描かれたイラストで知られるアーティスト、エドワード・ゴーリーの展覧会が7月13日から八王子市夢美術館で始まる。

日本では『うろんな客』や『不幸な子供』など、異色の絵本作家としても知られるゴーリー。そのシュールでナンセンス、不気味なのに上品で、優雅なユーモアの漂うゴーリーの世界は絵本のみならず、舞台セットや衣装デザイン、演劇やバレエのポスターなどの制作活動は多岐にわたる …

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