「普通とは、奇跡だということ。」を伝える静岡新聞の広告
さまざまな点において、静岡は日本の平均だといわれています。静岡新聞SBSは、そのことを自虐的に笑い飛ばしたり、これまでを超えていこうと呼びかけることで、静岡のみなさんの背中を押してきました。
70周年という区切りから次の新しいはじまりへ、という想いを込め、全100作品の「終わりの一行」をモチーフにしました。駅貼りポスターではタイトル・著作名を表記しましたが、中吊りやWebでは隠してクイズ化し、謎解きキャンペーンを展開。読書家の知識を試す難問で、大きな反響を得ることができました。ちなみに、1行目は「罪と罰」。角川文庫がはじめて出版した作品です。本の面白さを再発見する機会になれれば幸いです。
(電通 コピーライター 山田恭子)
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