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BOVA2018 贈賞式レポート

4月20日、渋谷カルチャーカルチャーでBOVA2018の贈賞式が開催された。その様子を紹介する。

贈賞式の集合写真。

クリエイターにとってやりがいのある課題

ブレーンが主催するオンライン動画コンテスト「BOVA」。5回目となる今回は、協賛企業から出題された課題に対する動画作品を募る「一般公募部門」に240点、企業が実際に展開した動画作品を募集する「広告主部門」に216点が集まり、計21点の受賞作品が選出された。

4月20日に贈賞式が行われ、受賞したクリエイター、協賛企業、審査員が約150名参加し、優秀作品を称えると共に、懇親を深める場となった。今回が初の協賛となるリクルートマーケティングパートナーズ ゼクシィ編集長の平山彩子さんは壇上で次のように講評した。

「ゼクシィでは、テレビCMを中心にプロモーションを展開していますが、スマートフォンでのコミュニケーションは重要になっています。そうした中で今回は、さまざまな知見やアイデアをいただきたいと思い、協賛しました。『結婚したいと思う人が増える動画』というテーマで課題を出したところ、皆さんの結婚観や切り口は幅広く、協賛企業賞に選出した作品は、実際の夫婦を収めたドキュメンタリーで、見ながらつい泣いてしまうような動画でした。結婚観が変化している現代でも、夫婦生活を積み重ねることが大切だと改めて感じることができました」。

審査員長を務めた電通の佐々木康晴さんは今回のBOVA審査総評として、「審査員として1回目から参加していますが、例年クオリティが上がっていて、選ぶのが非常に難しくなっています。今回感じたのは、協賛企業の皆さんからの課題がすごくよかったということ。以前は『○○の広告をしてください』というオリエンが多かったのですが、今回のオリエンは『結婚したくなる気持ちにさせてください』など、いわゆる態度変容や行動変容を求めるものでした。こういった課題はクリエイターにとってやりがいがあります」と話した。

また、同じく第1回から審査員を務める博報堂の木村健太郎さんは次のようにコメントした。

「審査で印象に残っているのは、一般公募部門でグランプリを受賞した「曲名しばり物語『別れても好きな人』」です。曲名だけで構成するという新しい遊びを提案していて、今までにないフレームへのチャレンジがよかったと思います …

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