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事業構想とクリエイティビティ

地域で求められるのは、地元住民と観光客のどちらからも必要とされる事業

當間一弘

デザインや建築に携わるクリエイターが地域に移住し、地域ビジネスに関わるケースが増えている。一級建築士の當間一弘さんは、人口2,200人足らずの京都府伊根町に2017年9月に家族と共に移住し活動している。

伊根浦地区周囲には約230軒もの舟屋が建ち並び、町には毎年約30万人の観光客が訪れる。

東京の有名企業から、あえて地域に

2004年にWIRED CAFEなどの運営で知られるカフェ・カンパニーに入社した當間一弘さんは、「伊右衛門サロン京都」の設計や「WIRED HOTEL」の立ち上げなど、事業企画から空間デザインまで多岐にわたりプロジェクトを手がけてきた。一方、東日本大震災の翌年に復興仮設商店街「南三陸さんさん商店街」の施設設計に携わったことを契機に、「地域住民と一緒に課題解決に取り組み、地域のコミュニティを形成するハブになって汗をかく。そんな面白さに目覚めた」と話す …

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