稀代の表現者・ムナーリのあらゆる活動を体験する
ブルーノ・ムナーリ こどもの心をもちつづけるということ
芸術からデザイン、児童教育に至るまで独創的な活動を繰り広げたブルーノ・ムナーリの日本最大の回顧展が、6月10日まで神奈川県立近代美術館 葉山で開催中だ。
ムナーリは、1930年代にイタリア未来派の一員として作品を発表する一方、広告や雑誌のデザインを手がける。第二次世界大戦後は20世紀前半の抽象画から続く現代美術の先端と密接に関わり、同世代の芸術家とも広く交流を持った。加えて画期的な素材としかけを用いた絵本の制作、照明や家具といったインダストリアル・デザインの仕事も数多くこなす。
晩年は独創的な子ども向けのワークショップを考案し、遊具も発表している。本展は、1985年にこどもの城における回顧展の際に実演されたワークショップを「ムナーリを読み解く鍵」として、その全生涯にわたる作品約320点を紹介。約150点が日本初公開となる。
ブルーノ・ムナーリ こどもの心をもちつづけるということ | |
---|---|
開催中、6月10日まで。神奈川県立近代美術館 葉山 |
36回目を迎えたJAGDA新人賞
JAGDA新人賞展2018 金井あき・花原正基・福澤卓馬
今後の活躍が期待される有望なグラフィックデザイナー(39歳以下)に贈られるJAGDA新人賞 …