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BOVA

発表!BOVA2018受賞作品(協賛企業賞)

今回で5回目の開催を迎えたオンライン動画コンテスト「BOVA」の受賞作品が決定した。一般公募部門240点、広告主部門216点、計456作品と過去最高数の応募作品から選ばれた入賞作品を発表する。

協賛企業賞

旭化成ホームプロダクツ「サル&ラップ劇場」
神宮司ケン(東京アドデザイナース)


IDEA:子ザルが大切に握ったおにぎりを持って、さまざまな困難を乗り越えてゆく。そんな人形劇の中に「サランラップ」の特性を盛り込んだ本格的なリリックでラップバトルを繰り広げ、他のラップとの違いを改めて伝えていきます。おいしさや鮮度を保てることはもちろん、「サランラップ」らしく"手づくり"にこだわった人形劇で、優しい気持ちにも、楽しい気分にもなれるユーモアたっぷりなお話です。


受賞コメント:サランラップならではの、あたたかい魅力を伝える方法として、デジタルで手の込んだ表現ができる時代にあえて『手づくり』にこだわって制作しました。時代が変化しても、誰かを想って手づくりしたぬくもりは変わらない。その想いをまるごと包むサランラップの愛を作品に込めました。このあたたかさが観た人の心に届き、誰かを想うきっかけになると嬉しいです。スタッフの方々、そして本作品を選んでいただいた旭化成ホームプロダクツさま、本当にありがとうございました。


お祝いの言葉:受賞おめでとうございます。まずはユーモアがあって何度も見たくなる非常に面白い動画でした。さらに訴求テーマであるフィルムの品質を、ラップバトルという表現の中で数字、用途も交え上手く表現しつつ、お父さんサルへ気持ちが伝わるという情緒的な面でも伝えており、他にも素晴らしい動画をたくさんご応募いただいたのですが、その中でも特に素晴らしい動画だったと思います。ありがとうございました。
(旭化成ホームプロダクツ マーケティング部コミュニケーション企画 グループ課長代理 児嶋和生)

  • 企画制作/東京アドデザイナース
  • 企画+D+美術/赤池麻奈
  • CD+演出+音楽+編集+NA/神宮司ケン
  • 脚本+C+NA/平澤佳子
  • 脚本+C/木村滋希
  • D+美術/阿部山未来、菊地春香、野田智菜実
  • 撮影+編集/内山真
  • 撮影助手/板倉修平、奥地翼、佐々木雄一
  • 録音/酒井晶俊
  • NA/越智実、越智幸、加藤和歌子、田中宏幸

協賛企業賞

出光興産「You」
Shuma 主馬


IDEA:「自分って本当に必要なのか」「自分のやっていることが人のためになっているのか」って思うことがありました。でも色々な人に出会い、撮影をしていく中でそれは違うと気づかされました。人が生きている。たったそれだけのことが周りの人に与えるエネルギーはすごい。だから今回僕は僕のやり方で人にエネルギーを与えられたらと思い、動画を制作しました。


受賞コメント:多くの人の助けがあり一つの映像に仕上がりました。自分のためにつくった作品が協賛企業賞をいただけたことをすごく嬉しく思います。少しでも多くの方の目に留まり、その方の心の中で何かが生まればと思います。


お祝いの言葉:「本当に私って必要なの?」誰もが一度は悩んだことのある問いに、あたたかな記憶を呼び覚ますような映像・音楽と「あなたの元気は誰かを元気にする」というシンプルで力強いメッセージで自答したこの動画。すべての人にエネルギーを与えられる普遍性を感じ、社会にエネルギーを与える存在であり続けたい当社の想いに合致する作品として、選ばせていただきました。ご応募いただきましたすべての皆さまに感謝申し上げます。
(出光興産 広報室ブランド・広告課 堀智尋)

  • 企画+撮影+編集/Shuma 主馬
  • C/鈴木秀輝
  • NA/Niina

協賛企業賞

キリン「一人飲みが寂しくなったら、」
原央海(電通)、岡崎克哉(二番工房)


IDEA:最近流行りのスマホ用縦型動画を使って、人と飲むことの「おいしさ」や「うれしさ」に改めて気づいてもらうことが目的です。よく見る映像手法で、見たことのない結論になる"裏切り"を大切にしました。この動画を友達にシェアする時に、「だから、俺と飲もうぜ」「やっぱり、私と飲もう?」という一言が付いてくる未来を思い描いています。


受賞コメント:面白くて新しい表現をつくりたい、と最近ずっと考えています、難しい。


お祝いの言葉:受賞おめでとうございます。冒頭とは大きく異なるストーリー展開に意外性を感じ、とても印象的でした。スマートフォンで見ても面白そうな縦型で、SNSでも配信しやすそうだと感じました。課題を広く捉えられており、最後まで見た人が「誰かと飲みに行こうかな」と感じそうだと思いました。また、難しい課題にも関わらず、たくさんの方にご応募いただき、ご応募いただいた皆さまにも感謝したいと思います。ありがとうござました。
(キリン デジタルマーケティング部 髙柳裕行/ブランド戦略部 近藤圭)

  • 企画+C/原央海(電通)
  • CD/西村和久(電通)
  • 演出+編集/八尾芳誠(二番工房)
  • PR/岡崎克哉(二番工房)
  • PM/牧野廉(二番工房)、長井千佳子
  • 撮影/中馬越直人(TSP)
  • 撮影1st/西田賢太(TSP)
  • 録音/古川裕志(TSP)
  • MA+SE/星本泰憲
  • CAS/高橋こうこ(AURA)
  • 出演/桐生あやめ、佐藤まんごろう

協賛企業賞

第一興商「曲名しばり物語『別れても好きな人』」
今井美緒(BBDO J WEST)


IDEA:カラオケに行きたくなる瞬間のひとつとして、歌に関するフレーズを聞いたり口に出したりした時があるのでは、と考えたのがアイデアの出発点です。曲名だけでできた会話劇にすることで、カラオケに行きたい欲が刺激され、さらに繰り返し見たくなる、シェアしたくなるようなムービーを目指し制作しました。


受賞コメント:「もし受賞できたら、セリフに使った曲を全部歌いに行こう」という約束をしていました。おかげでカラオケ三昧の日々が過ごせそうです。もちろんDAMで歌います。選んでくださり本当にありがとうございました。


お祝いの言葉:このたびは協賛企業賞の受賞、おめでとうございます。動画制作の目的で、歌いたくなる瞬間の切り口をしっかりと分析なされていたこと。さらに一見何の変哲もないシーンに込められたギミック。そのアイデアとギミックだけで会話が成立するという、ある意味でシュールな面白さがある「オンラインビデオらしさ」に社内選考では満場一致での選出となりました。ご応募いただきました皆さまには、深く感謝を申し上げますとともに、今後の益々のご活躍をお祈り申し上げます。ありがとうございました。
(第一興商 制作本部 コミュニケーションデザイン部 中村昌弘)

  • 企画制作+演出/CHOONEN(今井美緒、助野博一、田畑伸悟、上薗拓郎)
  • 企画+C/今井美緒(BBDO J WEST)
  • PR/助野博一(RUNNING)
  • 撮影/田畑伸悟(田畑写真事務所)
  • CAS/上薗拓郎(ダイヤモンド秀巧社印刷)、畑中皓次(CGE)
  • 照明/渕野公貴(AND FILM STUDIO)
  • 撮影助手/川越康平(U2)
  • 音声/百代典由(U2)
  • 編集/米村知晃(U2)
  • MA/岩下拓磨、中島聖人(U2)
  • 出演/町田悠宇、足立祐希、柳鶴マコト、嶋田和孝、木福清信
  • Special thanks/園川励志、大田圭介、仲子尚汰(U2)、BAR Carmine

協賛企業賞

タカラトミー「奇跡?」
福岡郷介(電通)


IDEA:人生ゲームのマス目には、実際の人生ではめったに起こらない「奇跡」がいくつも書いてあります。これこそ、人生ゲームが他のゲームと一線を画す大きな特徴だと思っています。そこで、人生ゲームで遊べば、実際にはなかなか体験できないような奇跡に多く触れられることを、「お約束の映像手法」を利用して逆説的に描きました。


受賞コメント:協賛企業賞への選出ありがとうございました。チームのみんなで頑張ったかいがありました。人生ゲームを久しぶりに遊んでみたのですが、昔やったときよりさらに面白かったです。人生が進むほど、人生ゲームの深みを理解できるようになるんですね。


お祝いの言葉:このたびは、受賞おめでとうございます。今回「人生ゲーム」を使用する以外、特に制約を設けない自由な発想の動画を募集させていただきました。本作はありがちな話かと思いきや、しつこいくらいに何度も裏切られる展開で、玩具っぽい遊び心があり、また現実にはそうそうないが人生ゲームには奇跡が起こせるという、商品特性がよく伝わる構成になっており、今回選ばせていただきました。応募いただいたすべての皆さまに感謝申し上げます。
(タカラトミー トイゲーム企画課 人生ゲームマーケティング担当 池田源) …

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