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セレクト10

今月の展示会&コンペティション

デザイン・アート・広告賞 今月の展覧会&コンペティション

開館40周年記念展
「トラベラー:まだ見ぬ地を踏むために」

ロバート・ラウシェンバーグ《至点》1968年 国立国際美術館蔵 (C)Robert Rauschenberg Foundation
提供:NTT InterCommunication Center [ICC]

国立国際美術館全館を会場に、かつてない規模で開催される本展。第一部を「The Multi-layered Sea:多層の海」と題して、時間や歴史、記憶という多層化したレイヤーから社会の姿を浮かび上がらせる作家の作品を展示。

第二部は「Catch the Moment:時をとらえる」と題し、伝統的な絵画や彫刻などに加えて、インスタレーションや映像など作家の表現様式が時代を経て多岐にわたるようになった今、パフォーマンス作品における過去の記録などから美術館の未来の可能性を探求。この展覧会を目撃する人すべてが、時空を越えたトラベラーとなり、縦横無尽に想像力をめぐらせることのできるものとなっている。

国立国際美術館
開催中、5月6日まで
月曜休館(ただし4月30日は開館)
お問い合わせ→ 06-6447-4680

いわさきちひろ生誕100年
「Life展」 あそぶ展 plaplax

いわさきちひろ 「楽器を鳴らす子どもたち」 1957年

plaplax 「Tool's Life」 2001年

plaplax 新作インスタレーションの作品イメージ

今年、いわさきちひろ生誕100年を迎えるにあたり、「Life」をテーマに、さまざまな分野で活躍する作家とコラボレートするちひろ美術館。安曇野ちひろ美術館では、インタラクティブアートを中心に展開し続けるplaplaxが「あそぶ」をテーマにした参加型の作品を展示する。いわさきちひろが描いたあそぶ子どもたちの絵とともに、絵の中に入ってあそぶことができる映像作品などを通していわさきちひろの世界を体感できる新しい形の展覧会になっている。

安曇野ちひろ美術館
3月1日~5月7日
第2・4水曜休館
お問い合わせ→ 0261-62-0772

ギフト デザインの贈りもの展
-永井敬二コレクション-

ATELIER MUJI『ギフト デザインの贈りもの展-永井敬二コレクション-』2018 展示会場

ATELIER MUJI『ギフト デザインの贈りもの展-永井敬二コレクション-』2018 展示会場

ATELIER MUJI『ギフト デザインの贈りもの展-永井敬二コレクション-』2018 展示会場

インテリアデザイナー永井敬二が50年にわたり自分自身の目と手と足で世界中から集めた、暮らしを豊かにする膨大なプロダクトデザイン・コレクションの中から、ギフトをテーマにセレクト。ものとして美しく、道具として優れていることはもちろん、デザインとは、人間や暮らしにとって何かという根本的な問いに答えをもたらす物語が、一つひとつのプロダクトに込められている。ものともの、ものと人、人と人を繋ぐというデザインの力を感じる展覧会となっている。

無印良品 有楽町2F ATELIER MUJI
開催中、4月15日まで
店休日に準じて休館
お問い合わせ→ 03-5208-8241

APAアワード2018
第46回公益社団法人 日本広告写真家協会公募展

経済産業大臣賞 「行くぜ、東北。」
撮影:片村文人

優秀賞 「ポカリスエット踊る修学旅行篇B」
撮影:奥山由之

文部科学大臣賞 「-若者たちの挑戦-アメリカ・モンタナ州 Richland Youth Rodeo Contestants」
撮影:影田篤俊

APAアワード2018は、世の中に流通した広告作品を対象とした「広告作品部門」と、『挑戦・CHALLENGE』をテーマに、自由な発想と表現で競い合う「写真作品部門」の2部門で構成。多数の応募作の中から優秀作品が選出された。あらゆる人が画像をつくり、発表する場を持っている今、莫大な数の画像が身の回りに溢れている …

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