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「馬」のオブジェが来訪者をお出迎え─17オフィス訪問

大会議室前の空間には、小田桐昭さんからプレゼントされた絵と、大きな白い馬のオブジェ。絵のテーマは「木漏れ日、そよ風」。背景となる壁の色も、小田桐さんがDICチップで指定した。

クリエイティブディレクターの松尾卓哉さん率いるクリエイティブエージェンシー17が、2017年10月にオフィスを麻布十番に移転した。目に飛び込んでくるのは、たくさんの馬のオブジェと、壁に飾られた大きな絵。この絵は、松尾さんの師である小田桐昭さんが、新オフィスのために描いてプレゼントしてくれたものだという。

「7年前に独立した時に、小田桐さんから『広告の広野を疾走する駿馬となれ』との言葉をいただいて以来、馬を17のシンボルにしています。絵の中の妖精は、馬に後ろ向きに乗ってみたり、背の上に立ってみたりとみんな自由。広告の仕事は、こんな風に自由な発想で、気持ちのいい心持ちでする仕事なんだよというメッセージが込められているようで、毎朝、この絵を見るたびに、クリエイティビティが刺激されます」と松尾さんは言う。

新しいオフィスは麻布「十番」のビルの「7階」で、さらに目の前にある「新一の橋」交差点の1、麻布十番の10、住所の「1丁目2番地3号」のそれぞれの数字を足すと「17」になるところにも、縁を感じたという。

以前のオフィスは築45年の旧耐震のビルで、小さな地震や地下鉄の揺れで落ち着かなかったが、今回の移転でその心配もなくなり、安心して仕事に打ち込めるようになった。空間はニューヨークのSOHOをデザインコンセプトにしており、木の素材やグリーンが多く配され、居心地のよさと刺激が両立するオフィスになっている。

ワークスペース。木とグリーンをベースにした居心地のいい空間。

オフィス内には、たくさんの馬のオブジェが飾られている。

エントランス脇にはミッションが掲げられ、社員は出社すると音読してから仕事に入るという。

大会議室。全体の内装デザインは、同社のアートディレクター 栗塚達也さんが担当した。

待ち合いとして使われる、カフェカウンター。壁のモニターでは17の仕事集を流している。

小会議室。壁にはディープインパクトの絵。

ワークスペース奥の和室。女性社員が多いので、将来的には社員のキッズスペースとしても活用したいと考えている。

17代表 松尾卓哉さん。

ジュウナナ

電通、オグルヴィ&メイザーのアジア太平洋地域クリエイティブパートナーを経て、2010年に設立したクリエイティブエージェンシー。東急リバブル、赤いきつねと緑のたぬき、メルカリ、ENEOSでんき、アマノ、KIRIN BITTERS、PIZZA-LAなどの広告キャンペーンを中心に、商品デザイン、Webデザイン、企業・自治体・大学での講演など、幅広いコミュニケーションを手がける。

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