IDEA AND CREATIVITY
クリエイティブの専門メディア

           

STAND THE FLAG

乗り物での旅に感じる煩わしさを描き、フェリーの旅に誘う

福岡/阪九フェリー

テレビCM「フェリーダム ルール」篇。

阪九フェリーは、乗り物での旅の移動中に遭遇するマナーの悪い乗客を描いたテレビCM「フェリーダムルール」篇、嫌な隣人(隣の席の客)との「あるある」を描いたWeb動画「#恐怖の隣人」の展開をスタートした。

制作を担当したBBDO J WESTの下津浦誠さんは、「認知拡大を図りながらフェリーでの船旅にメリットを感じてもらえるよう、テレビCMとWeb動画で幅広い世代にアプローチできる企画を考えました」と話す。どちらも「Ferrydom!!(フェリーダム=フェリーとフリーダムを足した造語)」をタグラインに、移動中、座席で感じる煩わしさを表現することで、座席に縛られないフェリーでの船旅のメリットを表している。

テレビCMでは、当時CM出演がなかなか決まらないとテレビ番組でも発言していたタレントの梅沢富美男さんを起用し、車内での「電話使用」や「はしゃぎすぎ」「音漏れ」に業を煮やす様子を描いた。梅沢さんの起用で話題化を狙うと共に、迷惑な乗客への煩わしさに共感できる内容になっている。

一方Web動画は、SNSでシェアされやすいように若者言葉を使用しつつTwitterと連動させ、動画のタイトル「#恐怖の隣人」で実際に体験した嫌だと感じる隣人とのエピソードをつぶやくと乗船券が当たる抽選に参加できるキャンペーンを実施した。

結果として、Twitterには共感や投稿者自身が体験した「あるある」が数多く寄せられており、阪九フェリーへの問い合わせも順調に伸びている …

あと50%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

お得なセットプランへの申込みはこちら

STAND THE FLAG の記事一覧

島と都市の「いいとこどり」の暮らしをアピール
乗り物での旅に感じる煩わしさを描き、フェリーの旅に誘う(この記事です)
街角の井戸端会議がCMの舞台
チャータータクシーで旅をシェアする新サービス
社員に扮したダンサーが施工現場で踊る
浅田真央と新潟米コシヒカリの日本代表級コラボレーション
観光農園が初めて取り組むブランディングCM
東京のローカル列車沿線の「生活名所」を紹介
地元密着企業だからこそできる 日常への「紛れ込み」
地域一丸でピンチを乗り越えた花火大会
地元出身タレントの声をドキュメント収録
群馬の山奥に本気で海の家をオープン
銀山のマネキンが、「超地下アイドル」としてデビュー!?
ブレーンTopへ戻る