阪九フェリーは、乗り物での旅の移動中に遭遇するマナーの悪い乗客を描いたテレビCM「フェリーダムルール」篇、嫌な隣人(隣の席の客)との「あるある」を描いたWeb動画「#恐怖の隣人」の展開をスタートした。
制作を担当したBBDO J WESTの下津浦誠さんは、「認知拡大を図りながらフェリーでの船旅にメリットを感じてもらえるよう、テレビCMとWeb動画で幅広い世代にアプローチできる企画を考えました」と話す。どちらも「Ferrydom!!(フェリーダム=フェリーとフリーダムを足した造語)」をタグラインに、移動中、座席で感じる煩わしさを表現することで、座席に縛られないフェリーでの船旅のメリットを表している。
テレビCMでは、当時CM出演がなかなか決まらないとテレビ番組でも発言していたタレントの梅沢富美男さんを起用し、車内での「電話使用」や「はしゃぎすぎ」「音漏れ」に業を煮やす様子を描いた。梅沢さんの起用で話題化を狙うと共に、迷惑な乗客への煩わしさに共感できる内容になっている。
一方Web動画は、SNSでシェアされやすいように若者言葉を使用しつつTwitterと連動させ、動画のタイトル「#恐怖の隣人」で実際に体験した嫌だと感じる隣人とのエピソードをつぶやくと乗船券が当たる抽選に参加できるキャンペーンを実施した。
結果として、Twitterには共感や投稿者自身が体験した「あるある」が数多く寄せられており、阪九フェリーへの問い合わせも順調に伸びている …