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新たなコミュニケーション手法としてのマンガデザイン

大阪芸術大学

日本のコンテンツ、日本文化を語る上で、一番強力ともいえるもの、それはマンガだ。そのマンガを使った新しいコミュニケーション手法「マンガデザイン(R)」が、日本のみならず世界のビジネス・エンターテインメントの現場で活用され始めている。

文化庁「文化プログラム」

ノンバーバルで広がるコミュニケーション技術

文化庁や各社のインバウンド向けのコミュニケーションをはじめ、近年、多くの企業の広告に活用されているのが、「マンガデザイン(R)」だ。マンガとグラフィックデザイン、それぞれ近いところにありながら、その表現手法は異なる。それが一つにつながった「マンガデザイン(R)」とは、そもそもどのようなものなのか。

「まずお伝えしておきたいのは、マンガデザインはマンガでもなければ、アニメーションでもありません。これは"世界とつながるコンテンツ"であり、"世界に日本をつなげる新たな手法"でもあるのです」と話すのは、大阪芸術大学デザイン学科客員教授 吉良俊彦さん。

具体的にはマンガが持つ情報伝達力、ストーリー訴求、キャラクターの確立といったマンガの強みをグラフィックデザインに取り入れ、コミュニケーション効果を最大化する、日本発、世界初のオリジナルグラフィックデザイン手法である。従来の漫画家は自分の作品を発表するが、マンガデザイナーは作品ではなく、広告主の依頼に応じてマンガデザインを制作する。つまり広告にカスタマイズした新しいビジネスモデルでもあるのだ。

吉良さんは2011年にマンガデザインによる広告企画のプロデュースなどを手がけるマンガデザイナーズラボを設立。以降、マンガデザインプロデューサーとして、マンガデザインの普及に努めると同時に、マンガデザイナーを育成している。

最近では広告をはじめ、Web、イベント、プロモーションなど、さまざまなメディアやエンターテインメントで活用されているマンガデザイン。中でも需要が高いのは、インバウンドに向けたコミュニケーションだ。

「観光庁は、2020年の訪日観光客数の目標として4000万人を掲げています。それは間違いなく、日本の経済にも影響を及ぼすことになるでしょう。そのとき、特に若い世代に向けたコミュニケーションツールとして大きな役割を果たすのが、マンガデザインであると考えています。日本語がわからなくても、日本のオリジナル文化であるマンガデザインを見れば、きちんと理解してもらえる。まさにノンバーバル(無言語化)のコミュニケーションです」。

2018年春から、大阪芸大の新たなカリキュラムとして「マンガデザイン論」の講義がスタートする予定である。「授業では、学生たちにマンガデザインを実践してもらおうと考えています。マンガを描く人だけではなく、コミュニケーション戦略を立てることができる人、映像化できる人、音楽をつくれる人など、学科を越えて参加してもらうことで、いろいろなメディアに展開できるコンテンツをつくっていきたいですね」。

続いて来年5月末からは「マンガデザイン展」もあべのハルカス24階にある大阪芸術大学スカイキャンパスにて開催される予定である。日本発の新しいコミュニケーション技術としてはもちろん、新たな人材育成の場としても、今後注目が集まりそうだ。

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編集協力/大阪芸術大学

マンガデザイナーズラボ
マンガデザインプロデューサー
吉良俊彦さん

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