乳がん検診の必要性をデザインやコピーの力で伝えていくことを目的にしたピンクリボンデザイン大賞。本年は社会的なニュースもあり、参加者の思いがより一層こもった作品が数多く集まった。
ポスター部門 グランプリ
コピー部門 グランプリ
ポスターA部門優秀作品
ポスターB部門優秀作品
コピー部門優秀作品
ポスターA部門入選作品
ポスターB部門入選作品
コピー部門入選作品
東京都知事特別賞
今年で、13回目を迎えたピンクリボンデザイン大賞。本年度は、第12回のコピー部門で入選を受賞した郡山俊一さんのコピー「心配性って、ほめことば。」を用いたポスターを募集するA部門、「日常生活」をテーマとし、受診を促すポスターを募集するB部門、そして乳がんの正しい知識や早期発見の大切さを伝え、受診を促すキャッチフレーズおよびボディコピーを募集するコピー部門の3部門で作品を募集。
全部で1万6068点(A部門 335点、B部門 391点、コピー部門 15342点)の応募の中から、各部門のグランプリ1点、優秀賞6点、入選6点、加えて東京都知事特別賞(特別審査員 小池百合子東京都知事)1点が選出された。
グランプリに選ばれたのは、山崎美和さんのイラストによるポスターデザインと貝渕充良さんの「正しく恐がろう。」というキャッチフレーズだ。コピー部門のグランプリについて審査委員長の中村禎さんは、「人の命を本気で救おうという前向きなメッセージ」と評した。また、審査員の内田喜基さんは「アングルの妙が素敵でした」とポスター部門グランプリにコメントした。
今年はタレントの小林麻央さんのニュースを受け、審査員も改めて「人の命がかかっている審査」「このコンテストで審査する責任」と、強い意識で審査に臨んだ。中村聖子さんは「最近は乳がんのニュースがよく取り上げられ、自分の周りでも関心は高まっています。それを踏まえて作品を選びました」と話した。受賞作品は、今後交通広告や雑誌広告として活用される予定だ。
主催
ピンクリボンフェスティバル運営委員会
(日本対がん協会、朝日新聞社ほか)
特別協賛
キリンビバレッジバリューベンダー、富国生命保険
後援
厚生労働省、日本医師会、日本看護協会、日本乳癌学会、日本乳癌検診学会、日本癌治療学会、東京都
支援
Pink Ring
審査員
中村禎、内田喜基、国井美果、田中千絵、中村聖子、三井明子