2020年の新虎ノ門駅開設に向けて都市開発が進む新虎ノ門エリア。そのビル群の中に、目の前に公園が開け、風の抜け道となっているロケーションがある。そこに、今年1月の設立と同時にオフィスを構えたのは、クリエイティブコンサルティング会社のCCだ。
「人が集まりやすく、アイデアが生まれやすい空間をコンセプトにオフィスづくりを進めました」と同社 コミュニケーションデザイナーの齋藤太郎さんは話す。そのため、訪れる人と仕事をする人の双方にとっての居心地のよさを追求したという。木の素材や緑を多く取り入れることで、窓の外に広がる公園とひと続きで自然を感じられる空間にした。「窓が開閉できることはポイントの一つで、風が抜けることは居心地のよさにつながります」と齋藤さん。
クリエイティブコンサルティングがテーマである同社では、クライアントに提案するだけではなく、「共働、共創」できるオフィスが必要だ。インテリアもその点にこだわって制作されており、中央に置かれた木の机は、クライアントとスクラムを組んで仕事ができるようにオリジナルで作り上げた。オフィスは懇親の場としても活躍しており、打ち合わせの後にそのまま同社にあるバーでお酒を振る舞うこともあるという。
そうして半年が経過した同オフィスは、「いつもと違った落ち着ける空間で、アイデアが浮かびやすい」とクライアントからも好評を得ている。今後は勉強会なども実施し、さらに人が集まる場にしていく予定だ ...