都内の各駅にポスターを掲出した「偏愛東京プロジェクト」とは
エヌケービーとレッツエンジョイ東京は1月24日、企画立案から2年以上の時を経て、「偏愛東京プロジェクト」を始動した。世界に誇る都市としての東京の魅力を広く深く発信することを目指し、実名による投稿プラットフォーム「偏愛東京」を開設している。
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小栗旬さんが桃太郎に扮し、映画さながらの重厚な世界観でテレビCMを展開してきたペプシストロング。その続編として、7月よりテレビCMとSNSでCM出演者募集キャンペーンが開始された。
テレビCM「桃太郎を助けよう!」篇。
「桃太郎、敗れる?」の文字に続いて画面に、「『鬼ヶ島』篇 CM出演者募集!」の文字が現れる。俳優の野村周平さんが登場し、「行くぜ!」と視聴者に呼びかけて走り出す横には、「#いざ鬼ヶ島」の文字。「桃太郎のお供として一般ユーザーがCMに出演する」ペプシの新企画が、7月18日から放映されたテレビCMで明かされた。
応募は、TwitterかInstagramでペプシを左胸に当てた「スケダチポーズ」を撮影し、「#いざ鬼ヶ島」のハッシュタグをつけて投稿する(その後キャンペーンサイトで必要事項を入力)。テレビCMの放映に合わせ、TwitterとInstagramで、野村さんが出演する広告をそれぞれの媒体特性やアルゴリズムにマッチさせた形で展開した。
「今回のキャンペーンのテーマの一つは、壮大な世界観に進化したペプシをもう一度、身近なものに感じてもらうことです。敷居は下げることなく、しかし間口は広げたい。そのためにSNSを使おうと考えました。野村さんは、自身のSNSアカウントでもたくさんのフォロワーを抱え、まさにSNS世代の代表格と言える存在。今回の広告はご本人として出演してもらいたいと考え、オファーしました」とSNSでのプランニングを中心に担当した読売広告社の皆川壮一郎さんは言う。
テレビCMを中心に担当したTUGBOATからは「テレビでできないことをやってもらいたい。SNSで思いきり暴れてほしい」と言われたという。
「元々、SNSにはスターになりたい人がたくさんいます。『#いざ鬼ヶ島』のような短くカッコいいハッシュタグや、スケダチポーズを用意することで、彼らの投稿したくなる気持ちをより一層刺激しました」と読売広告社 市川晴華さんは言う。キャンペーンには多くの応募が寄せられ、動画やコスプレで投稿する人も現れるなど、盛り上がりを見せ続けている ...