デザイン・アート・広告賞 今月の展覧会&コンペティション
「東京藝術大学ゲーム学科(仮)」展

「東京藝術大学ゲーム学科(仮)」展 メインビジュアルデザイン:小阪淳

「見なれぬ儀式」薄羽涼彌(ディレクター/東京藝術大学大学院映像研究科修了)
ゲームは、日常生活のあらゆる場面に浸透し、現実世界や思考にまで影響を与えている。本展では、東京藝術大学COI拠点、大学院映像研究科、スクウェア・エニックスが期間限定で、東京藝術大学に仮想のゲーム学科を設立。同科の修士学生と修了者らがスクウェア・エニックスのアドバイスを受けて、アニメーションの世界観から出発してゲームに展開した作品を体験することができる。ゲームと芸術に垣根はあるのか、そしてゲームとは何かについて、新たな議論を生み出す。
東京藝術大学大学美術館陳列館 | |
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7月21日~30日 7月24日休館 お問い合わせ→ 03-5777-8600 |
pakection! 世界のPB展


玉手箱のように「物語に登場する箱」や、「本命だけに贈りたいバレンタインパッケージ」など、毎回想像力あふれる企画展を行う関西のパッケージデザイナー集団「pakection!」。今回は、世界各地のスーパーマーケットで展開する架空のPB(プライベートブランド)を想定し、それぞれの都市での生活や趣向が感じられるオリジナルのアイテムやパッケージをプロデュース。ファインペーパーとパッケージデザインが演出する個性豊かなPBの世界を楽しめる催しとなっている。
竹尾 見本帖本店2F | |
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開催中、7月28日まで 土曜、日曜、祝日休館 お問い合わせ→ 03-3292-3669 |
Ryu Okubo×HEAD PORTER PLUS


TEST PAINT TEE NO.1 ¥7,000(税別)

イラストやアニメーションを用いて、さまざまな雑誌や広告、ミュージックビデオの制作を行うRyu OkuboがHEAD PORTER PLUSのために制作したグラフィック全10型。動物や怪獣といったモチーフが、エアブラシを用いて、繊細なタッチで自由に描かれている。本展は、その原画展となっており、原画ならでは臨場感を味わうことができる。これらの作品を同ブランドでは、オリジナルパターンで制作したTシャツボディに落とし込み、販売している。
- atelier - Head Porter | |
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開催中、7月29日まで 日曜休館 お問い合わせ→ 03-5728-3714 |
ボブ・グルーエンと100人のロックレジェンド展
In co-operation with FUJI ROCK FESTIVAL

(C)Bob Gruen

(C)Bob Gruen

(C)Bob Gruen
ジョン・レノンとヨーコ・オノの私設写真家を務め、レッド・ツェッペリンやエルトン・ジョン、キッスなど、大物ロックアーティストたちを撮影してきたボブ・グルーエン。本展では、写真集『ROCK SEEN』の日本版発売を記念し、その中から、ボブ・ディランやセックス・ピストルズなど、ロックアーティスト総勢100人の写真を展示する。プリンスやデヴィッド・ボウイといったレジェンドたちが近年次々とこの世を去る中、彼らの若かりし姿と時代の熱狂を、数々の写真から体感できる。
パルコミュージアム | |
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7月20日~8月6日 会期中無休 お問い合わせ→ 03-5391-8686 |
青山健一展「ペタペタ」

(C)Kenichi Aoyama

(C)Kenichi Aoyama

(C)Kenichi Aoyama
フリージャズオーケストラ「渋さ知らズ」のメンバーであり、舞台美術家としても活躍する画家 青山健一。青山は絵画の成り立ちを知るため、一筆ごとに描く過程を撮影し、ストップモーションを制作 ...