IDEA AND CREATIVITY
クリエイティブの専門メディア

PICK UP

3年目を迎える害虫対策啓発広告キャンペーン

フマキラー「命のそばに、フマキラー」

殺虫剤などの製造を行うフマキラーでは、2015年から毎年5月に害虫対策の啓発広告のためのグラフィックキャンペーンを行っている。シンプルながら、目を引くコピーとグラフィックが特徴だ。2017年は、文字を使ってさまざまな害虫のフォルムを表現した。

2017年の啓発ポスター。

年に一度害虫の危険性を認識してもらう機会に

フマキラーが「命のそばに、フマキラー」キャンペーンを開始したのは、2014年のデング熱の国内感染の報道の翌年だ。2014年当時は連日のように蚊の危険性が報道されていたものの、半年も経つと話題は落ち着き、人々の危機感も薄れていた。そこで、蚊の活動が再び活発になる翌年の夏に向け、「命のそばに、フマキラー」というスローガンで再び人々の害虫への意識を高めることにしたのだ。

電通 コピーライターの大貫冬樹さんは「商品CMの最後にこの言葉を加えて呼びかけてはどうでしょうか、と提案したのがきっかけでした。するとフマキラーさんがこの言葉を非常に大切に受け取ってくださって、店頭などで広く活用するというお話をいただきました。そこから、啓発広告も展開してみてはとお話したんです」と言う。この一連のやりとりの中で、大貫さんは蚊媒介感染症への危機意識や、蚊から人の命を守りたいというフマキラーの使命感を強く感じたという。

グラフィックキャンペーンを開始するにあたり、掲出場所として選んだのは原宿駅だ。デング熱の感染が起こった代々木公園にも近い。どこでメッセージを発するのが一番インパクトがあるかという観点で選択したという ...

あと58%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

PICK UP の記事一覧

3年目を迎える害虫対策啓発広告キャンペーン(この記事です)
ロングセラーブランドだからこその「ドッキリ企画」
原作に容疑者として登場できる!ファン垂涎の「2億冊事件」とは
RADWIMPSが楽曲書きおろし、アクエリアスの「渇き」キャンペーン
沢尻エリカから電話の折り返し!?「すっきりしない」あなたにメッセージ
全く違うCMを同時放映する 前代未聞の広告キャンペーン
Web上に出現した「理想のクラス」で中高生の心をつかむ
ブランドスタートから15年目に初の大リニューアル
巨大なセットで部屋の重力を変化させる驚きの映像
学校を舞台にジャスティン・ビーバーが「学割ってる?」新CMシリーズスタート
元旦の朝日新聞に「テレビ番組表」を広告出稿
家族へ、恋人へ、友達へ、自分自身へ 想い広がるペーパーカットアニメーション

おすすめの連載

特集・連載一覧をみる
ブレーンTopへ戻る