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空間と人のインタラクションを重視したデザイン グエナエル・二コラ「GINZA SIX」

東京を拠点に「ドルチェ&ガッバーナ」や「フェンディ」のショップデザインなど、世界を股にかけた仕事をしているのがグエナエル・ニコラさん。話題の「GINZA SIX」の商業エリア共用部分の内装デザインを手がけたと聞いて、話を聞きに行った。

入口を入ると広がる吹き抜けのアトリウム。その天井には3Dの和紙をあつらえて、トップライトから落ちる自然の光を優しく透過し、その光が全体に回るようにしている。また、階段の手すりにはルーバーを用い、竹をイメージした格子をあしらっている。銀座の裏に残る小さな路地などをイメージし、ショップが並ぶ通路をジグザグにデザインすることで、「さまざまなお店がいっぱいある面白さ」を演出している。
撮影/繁田諭

空間をあえてツイストさせた

ニコラさんは、グラフィック、プロダクト、空間と、幅広い領域を手がけるデザイナー。ワープするかのように飛翔するアイデアと、思い描いた世界観をかたちにしていくエネルギー、何より"上質なラグジュアリー"を表現する力量を備えている。

「空間と人のインタラクションを重視したデザイン」は、ニコラさんが大事にしてきたことのひとつ。"躯体だけのデザイン"ではなく、"人のムーヴメントが存在するデザイン"を創ってきた。人がいない時が最も美しい――建築家や空間デザイナーの話を本音レベルで聞くと、そう考えている人が少なくない。専門誌を見ると、商品や人がいない写真が並んでいるのは、この考え方を象徴しているとも思う ...

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