
「技のこわけ」。富山の技術を生かしてつくられた12cmの小皿23点を発表。
富山県総合デザインセンターは、3月27日に富山のものづくりの技を伝えるブランド「越中富山 技のこわけ」を発表した。2011年に始まった富山県の食文化を伝える統一したお土産ブランド「越中富山 幸のこわけ」に続くプロジェクトだ。
技のこわけの第1弾商品は「福分け皿」。幸のこわけブランドコンセプトである「おすそわけ」を踏襲し、富山の幸をみんなで分け合う直径12センチの小さなお皿23点を揃えた。制作は、県内企業5社および作家5名が参画し、それぞれ異なる6種類の素材が用いられている。フリーランスのバイヤー 山田遊さんら県内外の有識者5名によるプロジェクト委員会によって開発が進められた。
商品パッケージにもこだわりがある。包装紙は、明治時代、日本の工芸品を輸出する際に梱包材に使用された浮世絵が注目され、世界の美術シーンに多大な影響を与えた史実がヒントになっている ...