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日本工芸産地協会発足、コードアワード2017 作品募集など今月の注目ニュース

広告・デザイン関連の各協会団体によるクリエイティブのニュースをお届します。

日本工芸産地協会発足

3月1日、一般社団法人日本工芸産地協会が設立された。コンセプトは「産地の一番星が産地の未来を描く」。代表理事会長に中川政七さん(中川政七商店 代表取締役)、理事・副会長に能作克治さん(能作 代表取締役)、岡田賛三さん(飛騨産業 代表取締役)、理事に立川裕大さん(t.c.k.w 代表取締役)、山田遊さん(method 代表取締役)、顧問に林芳正さん(参議院議員)がそれぞれ就任した。協会には、伝統工芸を取り扱う、その産地を代表する「一番星」企業11社が参加している。

伝統工芸品の産地出荷額は、昭和58年の5400億をピークに、現在その5分の1以下まで減少。産地全体の衰退スピードの早さや、サプライチェーンの崩壊が進んでいるという課題がある。協会では、年一回のカンファレンスや勉強会、また海外へのPRを行い、参加企業が各地のモデルケースとなるよう活動を行っていく。

中川さんは協会設立に際し、「いま日本に約300あると言われる産地が100年後も存続するために、企業同士がそれぞれの経験や状況をシェアし合い、互いに切磋琢磨して高め合う場としたい」とコメント。工芸品を通して地域創生、産地の存続を目指す。

協会のロゴのデザインは、水野学さん。

日本工芸産地協会 詳細・問い合わせ https://kougei-sunchi.or.jp

コードアワード2017 作品募集

デジタル領域に特化した広告賞として、デジタルを活用して「体験」を創造した、優れたマーケティングコミュニケーション施策を称えるコードアワード(主催:D2C)。4回目となる今年から、オフィシャルサイトが英語対応となり、アジアを中心とした海外からの作品募集も積極的に行っている。

審査委員長は、数々の広告賞の審査員を歴任するPARTYの伊藤直樹さん。本年度より新たに3名が審査員に加わり、8名で審査を行う。作品のエントリーは5月8日まで。

募集期間

募集中、5月8日まで。

選考対象

2016年4月1日から2017年3月31日の期間に実施/開始された、企業・ブランド・自治体などが提供する商品やサービスなどのデジタルを活用したマーケティングコミュニケーション施策を広く対象とし、デバイスや施策の規模に関わらず ...

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