2013年に博報堂から独立したクリエイティブディレクター福部明浩さんの会社catchは、企業の経営支援を行うリヴァンプと業務提携している。クリエイターがコンサルティング領域までカバーする流れがある中で、あえてコンサルタントとクリエイターの2人でチームを組むことにこだわる理由は。
福部明浩(ふくべ・あきひろ)(左)
1976年生まれ。1998年博報堂入社、コピーライターに。2013年にcatch設立。最近の主な仕事に、大塚製薬 カロリーメイト、日清食品 カップヌードル、クラシエ HIMAWARI、サントリー The O.N.E、エドウィン 男と女のジャージーズなどのテレビCMがある。広告のほか、『いちにちおもちゃ』『いちにちどうぶつ』(PHP)など絵本の執筆も多数。
齋籐武一郎(さいとう・たけいちろう)(右)
1973年生まれ。1998年博報堂入社。アクセンチュア戦略グループを経て、ハリウッドにてVFX会社を起業。2009年リヴァンプ入社。主に経営戦略立案、マーケティング改革、クリエイティブ等のプロジェクトに従事。2012年ユナイテッド・シネマ等の投資ファンド参加企業の取締役も兼任。
クリエイティブは経営者にとって これまで以上に重要な"変数"に
catchのクリエイティブディレクター 福部明浩さんとリヴァンプの取締役の齋籐武一郎さんは博報堂の同期入社。「そもそも、独立にあたって、具体的なcatchのビジネスプランを一緒に立ててくれたのが齋藤なんです」と福部さんは話す。
齋籐さんは、博報堂に入社して3年後にアクセンチュアに転職し …
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