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働き方は自分で創る クリエイターのワークスタイル改革

『小さいけれど新しい』アイデアで世の中の隙間をついていく

ブルーパドル

面白法人カヤックで働いていた3人のメンバーで構成されたブルーパドル。「小さいけど新しいアイデア」を探し、実現していくことを目指している。

佐藤ねじ(さとう・ねじ)(中)
1982年生まれ。ブルーパドル 代表/アートディレクター/プランナー。2010年面白法人カヤック入社。2016年7月にブルーパドルを設立。著書に『超ノート術 成果を10倍にするメモの書き方』(日経BP社)。代表作に「Kocri」「しゃべる名刺」「レシートレター」「貞子3D2 スマ4D」など。
深津康幸(ふかつ・やすゆき)(左)
1981年生まれ。ブルーパドル 代表/プロデューサー。2012年面白法人カヤック入社。2016年7月にブルーパドルを設立。代表作に「声で走る車『VOICE DRIVER』」「ダンボッコ」「2020 ふつうの家展」「HaKU『the day』」「iPad卒業証書」など。
橋本大和(はしもと・やまと)(右)
1988年生まれ。2011年面白法人カヤックに新卒で入社。Web・アプリのエンジニアを担当。2014年にエンジニア職をはなれ、星野リゾートに入社。2016年8月、ブルーパドル入社。代表作に「スマホラー」「AI ADVERTISING」「ユニコーン『ゆ 13-14』」など。

デジタルの力を世界の隅々に届けたい

ブルーパドルは面白法人カヤックから独立したアートディレクター佐藤ねじさんとプロデューサー深津康幸さんの2人が2016年7月に設立した会社だ。社名のパドルとは「水たまり」のことで、新しい市場=ブルーオーシャンは簡単に見つけられなくても、まだ世の中にあふれている水たまりサイズの"小さな発見"をたくさんしていく、という意味が込められている。

佐藤さんは「デザインの力は、今では地域の小さな産品にまで行きわたるようになってきました。インディペンデントなデザイナーたちが、各地で活躍しています。それに比べて、デジタルで先端技術を使えるのは大企業の広告やミュージシャンのPV、ライブ演出などに限られていると感じてきました」と話す。

デジタル技術は生まれて数年で …

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