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読者が選ぶブレーン広告グランプリ 2016

発表!読者が選ぶ広告グランプリ2016 ― GRAND PRIX/GOLD

2016年、あなたの心に一番残った広告、そして広告にまつわる出来事はなんですか? 昨年に引き続き、ブレーン編集部では「読者が選ぶ広告グランプリ」アンケートを実施、学生からクリエイティブディレクター、広告主の皆さんまで、さまざまな立場の方から「2016年の広告」へのご意見をいただきました。その結果をここで発表します。

さて、あなたの気になった広告はここに入っているでしょうか。今年も編集部のトーク形式で、読者の皆さんから寄せられたコメントと共に2016年の広告、そしてトレンドを振り返ってまいりたいと思います。後半では、「2016年の広告クリエイティブ重大ニュース」を発表。2016年に起きたさまざまな出来事を見つめ、来たる2017年を迎えるための準備としていただければ幸いです。

キャプション

GRAND PRIX:KDDI au「三太郎」シリーズCM(電通)



読者コメント:ただの話題性だけでなく、ドラマのように続きが見たくなるところ(30代男性・アートディレクター)/ちょっと笑いもあったりしてクスッとしつつも、根底には感動的なストーリーがあるところ(40代女性・プランナー)/業界内だけでなく誰もが知っているCM。各キャラクターがすっかりお茶の間に浸透し、共感性・好感度の高さがすごい。YouTubeでシリーズを通しで見ると、作品のクオリティの素晴らしさを実感する(30代女性・ブランドマネージャー)/単なるオモシロだけでなく、ほっこりする要素があった(50代男性・ブランドマネージャー)/ここまで長く人に愛されているCMは久しぶりに見たから。みんなが英雄になれる、というメッセージが個人的に好きだから(30代女性・ディレクター)/テレビを持っていない私でも、なぜか見る機会があったのは、おそらく周囲の評価が高かったのだろうと思いました。(20代女性・大学生)

2016年もグランプリはau三太郎!

編集部A子▶ 今年の「読者が選ぶ広告グランプリ」の結果が出ましたよ。

編集部B子▶ どれどれ…日産の「INTELLIGENT PARKING CHAIR」が入ったんだね。

A子▶ (あれ、グランプリじゃなくてそこから始めるんですね)はい、今年のIoT特集(6月号)でも紹介した、クルマの自動運転技術をアピールするための「自動で整列する椅子」です。ランキングに入ったのは意外でしたか?

B子▶ 「心に残った広告」という文脈で入ってきたのが意外だったんだよね。一般の人から見たら、「広告」より「プロダクト」に見えそうじゃない? あと、この間第2弾がテレビで紹介されていたのを見たばかりだったので。

A子▶ ブレーンの読者だからこそ、「広告」と判断したのかもしれないですね。技術をプロダクトという形に落とし込んで伝えるのが新しかったです。第2弾は行列を自動で進む自動運転チェアの企画に ...

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