『日本語のために』
池澤夏樹(編)
(河出書房新社/2,600円+税)
アイヌ語、琉球語、漢文など、日本文学には多種多様な様式が存在する。言語と文学の関係を日本憲法、翻訳書、いろはうたなどを例に解き明かし、そこから、「日本語」そのものの成り立ちと性質を明らかにする。
『東京ファッションクロニクル』
渡辺明日香(著)
(青幻舎/2,800円+税)
みゆき族、裏原系、ノームコアなど、戦後の東京各地で生まれたさまざまなファッションの流行をストリートスナップとイラストを用いて解説。若者のカルチャーを時代の背景とともに70年にわたって考察する …
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