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クリスチャン・ボルタンスキー「さざめく亡霊たち」、塩田千春展「鍵のかかった部屋」

旧朝香宮邸に響く亡霊たちの声

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《アニミタス》(小さな魂)、2014年
Photo: Angelika Markul Courtesy the artist and Marian Goodman Gallery

クリスチャン・ボルタンスキー アニミタス-さざめく亡霊たち

フランス、そして20世紀後半以降の現代アート界を代表するクリスチャン・ボルタンスキーの「アニミタスーさざめく亡霊たち」が、東京都庭園美術館で開催中だ。映像作品やパフォーマンス性の高い作品を制作していた初期から現在まで一貫して、歴史の中で濾過される記憶の蘇生、匿名の個人/集団の生(存在) と死( 消滅)を表現しているボルタンスキー。今回は、本展のための「声」による新作を含む、日本未発表の作品を中心としたインスタレーション6点を展示する。

「アニミタス」という言葉の語源は、「霊魂」のほかに「生命」を表わす。今ここに存在しないもの(あるいは、したかもしれないもの)、まだ生まれていないものたちが、この世界に確かに存在し、そうした無数の「他者」と共に私たちは生きている。そのことを伝えるべく、旧朝香宮邱である同美術館の空間に<亡霊たち>のさざめく舞台が展開される。

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《影の劇場》1984年
Photo:André Morain Courtesy the artist and Marian Goodman Gallery

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