多様な切り口で見せる秋のアート・デザインイベント
GOOD DESIGN EXHIBITION他
10月から11月にかけて、東京ではさまざまなデザイン、アートイベントが目白押しだ。その一つが、2016年度グッドデザイン賞に関連した展示。六本木・丸の内・渋谷で開催される4つの企画展は「グッドデザイン大賞候補」「審査委員」「ロングライフデザイン賞」と、異なった切り口から、最新グッドデザイン賞受賞作品を紹介する。メインイベントである「GOOD DESIGNEXHIBITION 2016」の会場デザインは、建築家/デザイナーの長坂常。オリジナルの展示什器にも注目したい。
谷根千、湯島、本郷、上野、神保町、秋葉原、神田といった東京都心北東部を中心に開催されるのが、「TRANS ARTS TOKYO2016 UP TOKYO」だ。商店街の店舗や取り壊し前のビルなど、都市のさまざまな空間を活用し、多様なアートが展示される。また地域の人々と、クリエイターとの連携によるアート縁日では、アーティスト山車、アーティスト屋台、ライブパフォーマンスなど多彩なプログラムが用意されている。
10月21日からの3日間は「六本木アートナイト」が開催。今回のテーマは「六本木、アートのプレイグラウンド~回る、走る、やってみる。~」。そして、メインプログラムのアーティストには、現代美術家の名和晃平が起用されている。街中ではさまざまなアーティストのインスタレーションやパフォーマンスも展開。いつもと違う六本木を楽しむことができる。