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打ち合わせは「冒険」だ!4人のディレクターが毎週集まる定例会

asobot

「シブヤ大学」の立ち上げ・運営から企業のコンテンツ開発、まちづくりのプロジェクトまで多彩なコミュニケーション開発を手がけるasobot では、週に一度、平日の夜に4人のディレクターが集まる「ディレクター会議」を行っている。代表 伊藤剛さんは「ここは単なるブレストではない、いわば“ 冒険の場” です」と話す。その意味するところとは?

asobotの「D会議」の様子。4名のディレクターが参加する。左から、今村亮さん、近藤ナオさん、代表の伊藤剛さん、笠原憲さん。なるべくここにPCは持ち込まないようにしている。理由は「PCを開いていると大事な瞬間を見逃すから」。

かつては朝までノンストップ 週に一度の「ディレクター会議」

asobotのディレクター4人が集まって行うディレクター会議、通称「D会議」は6年ほど前にスタートした。毎週、平日の夜18時からはじまり、あらかじめメンバーから募った案件をひとつ一つ議題にかけていく。開始当初は「翌朝までブレストしていたことも少なくなかった」が、次第にタイムマネジメントも意識するようになり、今では各案件長くても2時間程度の時間配分にしている。

そもそもこの会議を始めたきっかけは、社内の案件情報の共有の必要性を感じてのことだった。「それぞれが自分の得意分野を生かして飛び回っていたので、全員でブレストする時間を調整するのも大変でした。そこで週1回固定でフェイストゥフェイスで会う時間を持とうとスタートしました」とasobot 代表の伊藤剛さんは言う。

会議の冒頭では、まず知見共有を目的とした「asobotゼミ」を30分ほど行う。「メンバーに自分が何のプロとして、どの窓から社会を眺めるかを意識してもらいたくてはじめました。彼はプロモーションプランナーとして育ってほしい、彼はPR方面に強くなってほしい…など。共通したテーマを設定し、各方向から知見を持ち寄ることもします。例えば『高齢者』がテーマなら高齢者にまつわるデータを集め、ある人は高齢者をターゲットにしたクリエイティブを集めてきます。自分たちなりにリサーチ事例を増やしたいと行っています」。

続いて、実際の案件について話し合うD会議が始まる。会議は、それぞれタイプが違うディレクター4人が集まっている。「1人は効率的でマネジメント的に考えるタイプ。1人はデータなどから論理的に理屈的に構築するタイプ。1人はアイデアの拡散が得意な感覚的で瞬発力があるタイプ。僕は論理と感覚を行ったり来たりするタイプです。この4人の組み合わせがあって、うまく回っているのだと思います」。

会議の場では、伊藤さんが3人に発想を広げて考えたり …

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