熊本地震の影響により、観光客が激減した別府。風評被害や道路の分断により県外観光客の足が遠のき、旅館やホテルのほとんどが営業中にもかかわらず、予約キャンセルが続出し、稼働率80~90%減という深刻な状況となっていた。道路が分断され、県外客に来てもらうのは難しい。そこで大分県民に別府の元気な姿をアピールし足を運んでもらおうと、ゴールデンウイーク目前に地元紙に広告を掲出した。別府に来てもらうことが何よりも応援になること、別府からおんせん県大分を元気にしたいというメッセージだ。
西広 クリエイティブディレクターの緒方徹さんは「悲観的にならず、別府らしいユニークな表現でアプローチしました。人気の施設が貸切状態で楽しめるなど、正直で、少々自虐的ではあるものの前向きな表現は ...
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