毎朝の理想と現実を表現したカロリーメイトリキッドの新聞広告
この広告は、連続した2面にわたって掲載されました。まず記事中のアイランド広告には、パンをおいしそうに食べる女の子。そして新聞をめくると、女の子の位置は全く変わらずに周りの景色が15段全面に見えてきます。そこには、こぼれた牛乳、予測不可能な猫、体操着を乾かすママ、お皿の雪崩をキャッチするパパなど、共働き夫婦と子育ての騒がしくも愛おしい朝の“あるある”が。
UP TO WORKS
このプロジェクトは、サントリーが長年行っている愛鳥活動の一環として実施しました。凧あげには古くから、願いを込めて空にあげるという意味があり、このイベントでは子ども達と豊かな自然環境を取り戻す祈りを込めて凧あげをしています。水辺の生態系の頂点にいる大型鳥類、彼らが生活できる自然豊かな場所を守ることの重要性を伝えるイベントです。イベントと参加者が主役のキャンペーンのため、ライブで起きたことが重要となるので、フィクション感が出ないように、イベントの流れがドキュメンタリー的に伝わるように2枚の写真を時間軸で大きく構成したポスターを作成しました。プロジェクトのロゴは、水辺の生態系ピラミッドを1本の糸(ライン)で表現してデザインしました。鳥が豊かに生活できる環境は人も豊かに生きることができるという鳥と人とのつながり、未来へのつながり、そして鳥凧につながる「糸」を表しています。
(6D アートディレクター 木住野彰悟)
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