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2016TCC賞 入賞作品発表

2016TCC賞 受賞作品発表(1)

GRAND PRIX
篠原 誠、野﨑賢一、佐藤舞葉(電通)

KDDI/au「三太郎」シリーズ/TVCM

    みんながみんな英雄。

    KDDI/au「三太郎」シリーズ/TVCM
    【代表コピー】



「春のトビラ・みんながみんな英雄」

♪:特別じゃない 英雄じゃない 
みんなのうえには空がある 
雨の日もある 風の日もある 
たまに晴れたらまるもうけ 
ふりむけば君がいる 
前むけば友がいる 走って転んでねそべって 
新しい明日が待っている 
悩んでは忘れて 忘れてはなやんで 
明日 あさって しあさって 
新しい未来がやってくる lalalalala…

T:みんながみんな英雄。

  • 企画制作:電通+AOI Pro.
  • ECD:齋藤和典、木下一郎
  • SCD:平山浩司
  • CD+C+企画:篠原誠
  • C+企画:野﨑賢一、佐藤舞葉
  • 企画:明円卓
  • AD:田中偉一郎、辻口翔太郎
  • PR:村田淳一、福原健司
  • CPR:中尾綾子、松熊研太
  • PM:白澤泰介
  • 演出:浜崎慎治
  • 撮影:重森豊大郎
  • 照明:中須岳士
  • 美術:佐々木尚
  • 衣装:澤田石和寛

圧倒的な票数で「三太郎」に決定

2016年度のTCC賞受賞作品が発表となった。今年度、一般部門6408点(グラフィック4001点、テレビCM/WEB映像1846点、ラジオCM402点、WEB広告159点)の中から、TCCグランプリに選ばれたのは、篠原誠さん、野﨑賢一さん、佐藤舞葉さん(いずれも電通)によるKDDI au「三太郎」シリーズのTVCM。

その他、TCC賞14点、審査委員長賞3点が決定した。また、TCC非会員が応募する新人部門では、431名の中から、最高新人賞1名と新人賞23名が選ばれた。

審査委員長の福里真一さんは、「複雑化する世の中で、広告がちょっと理屈っぽくなりすぎているのではないか。そこで、“あんまり難しく考えすぎない”という審査方針を掲げてみました。圧倒的な票数でグランプリを得た、au「三太郎」シリーズは、“みんながみんな英雄。”という言葉の通り、次々と魅力的なキャラクターが登場。彼らがかわすヌケのいい会話とノリのよさが、理屈ではなく人々に届いたんだと思います。他にも、TCC最高新人賞とTCC賞をダブル受賞した長崎バスをはじめ、ヌケのいい受賞作がそろったんじゃないでしょうか」と話している。

TCC賞 福里真一(ワンスカイ)

サントリーホールディングス BOSS「宇宙人ジョーンズ」シリーズ/TVCM

    この惑星の新幹線は、
    妙にテンションがあがる。

    サントリーホールディングス/BOSS「宇宙人ジョーンズ」シリーズ/TVCM【代表コピー】

「宇宙人ジョーンズ・北海道新幹線」

NA(宇宙人ジョーンズ):この惑星の、北海道と本州は、かつて船でつながっていた。

24年という歳月をかけてトンネルを掘り、さらに28年を経て、今度は新幹線が走るらしい。なぜ、そんなにもつなげたいのだろうか。

S:青森

作業員:凍ってます。

S:宇宙人ジョーンズ 地球調査中

宇宙人ジョーンズ:フン。

作業員:落ちたー。やったー。

石川さゆり:鉄道関係?私は連絡船の方が好きだったな。♪津軽海峡冬景色~

S:函館

北島三郎:♪はるばる来たぜ函館へ~命がけでトンネル掘った甲斐があったな。

作業員A:あの人確か…。

作業員B:青函トンネル掘ったっていうおやっさんだよ。

北島:あ、来た …

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