北陸新幹線が開業して1年が経った。利用者数は1000万人を達成し(4月13日時点)、新幹線開業前の在来線特急時代に比べると約3倍に。本社機能の一部を沿線に移転する企業も現れ、北陸エリアの活況に大きな役割を果たした。西日本旅客鉄道は、支えてくれた地元の人たち、北陸へ訪れてくれた人たちへ感謝の気持ちを伝えるために、開業から1年を迎える3月12日に、北陸新幹線開業1周年記念イベントを北陸の各駅で行った。
そのメインイベントの一つが「花火プロジェクト」。応募で当選した乗客を乗せた北陸新幹線は、金沢駅を出発すると市内の犀川の架橋で停車。そこで2000発の花火を打ち上げ、開業1周年を祝った。その様子をテレビCMやWebムービー、ポスター、新聞広告で展開している。「新幹線が橋の上で停車して発車するまでの約7分間。その時間が勝負でした。花火を見ている乗客の様子や、ロケハンで選定した花火と新幹線がきれいに納まる各箇所から撮影。当日さまざまな場所から見えた新幹線と花火が …