4月29日にグランドオープンを迎える京都鉄道博物館。前身の梅小路蒸気機関車館から引き継いだ車両に加え、500系新幹線電車の第1号車や2015年に引退した寝台特急トワイライトエクスプレスなど全53両の実物車両を展示する。「見る、さわる、体験する」をテーマにした展示構成で、子どもから大人まで誰もが楽しめる学びの場を目指している。そんな京都の新たなスポットを盛り上げるべく、オープニングプロモーションは、“日本を代表する観光都市 京都”を前面に打ち出したCMやグラフィックを展開。企画制作はJR西日本コミュニケーションズ。「すでに他の鉄道系の博物館が多くある中で、どう差別化していくのかが課題でした。表現に“京都”を取り入れることで、同館だけの価値を打ち出せると考えました」(コピーライター 田中明尚さん)。
ポスターは、京都をイラストで表現。同館屋上テラスから見える京都タワーや五重の塔を中心に京都らしいモチーフを描くことで ...