首都圏を中心に435校、約7万人の小中高生が学ぶ学習塾「栄光ゼミナール」。2014年冬期のテレビCMから、算数のヤマダとその友人のタナカというキャラクターが登場するシリーズを放映している。線画のアニメで描かれた二人の男の子の会話は「同級生で似た子がいる」「かわいい」など子どもや母親の間で評判がいい。
栄光ゼミナールの強みは、生徒一人ひとりの個性を伸ばすカリキュラムにある。生徒の性格や目標に応じてグループ指導や個別指導を科目ごとに選べる。「志望校に合格するのはもちろん大事なことですが、何よりも学ぶことの楽しさを知ってほしい。そのために、個々の子どもたちにとって最適な学習方法を提供しています。正解があってただそれを覚えるのではなく、勉強の方法も含めて、自分で考える力を栄光で養ってほしい。それが当社が伝えたいメッセージです」。
塾のクリエイティブというと、素直で元気のいい子どもが手を挙げる場面をよく見かける。テレビCMに限らず、そんな定型的なイメージが定着している。栄光の目指す教育サービスを …