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読者が選ぶ広告ランキング 2016クリエイティブ予測

発表!ブレーン読者が選ぶ2015広告グランプリ

    調査概要:ブレーンメルマガ読者/作品応募者/宣伝会議講座受講生などを対象に、2015年12月、ネットアンケートおよび紙でのアンケートを実施。全国から207名の回答を得た。(内訳:男性7割、女性3割/20代4割、30代3割、40代2割、その他1割)

BEST 
KDDI au「三太郎」シリーズ テレビCM
(電通)



    COMMENT:とにかく他のものが思い出せないほど目立っていた(30代男性・大学)
    三太郎から、かぐや姫、鬼への展開力が素晴らしく、今後の広がりにも期待させられる。ソフトバンクのCMシリーズや、ペプシの桃太郎を食った感がすごい(40代男性・クリエイティブディレクター)
    英雄=三太郎の着眼に、商品やサービスにちゃんと着地するストーリー展開。ブランドの好意形成に大きく貢献したんじゃないかと思う(50代男性・クリエイティブディレクター)
    英雄とauをかけているところがいいなと思います。また、このコピーがあるからこそ、おもしろいCMができていると思います(30代女性・テレビディレクター)
    お茶の間でも話題にのぼり、クリエイティブ業界でも話題にのぼる、表現の裾野が広いシリーズだと思います。WebPR展開を鑑みた一寸法師の展開も、秀逸でした(20代男性・アートディレクター)
    新しいエピソードが楽しみなCMがあるということ自体、久しぶり(30代女性・アートディレクター)

BEST 
東京六大学野球 華の慶早戦 ポスター
(電通)

    COMMENT:印象に残るメッセージと、大胆な写真、鮮やかな背景によって、一度見たら忘れないインパクトがあった。構図もわかりやすいため模倣もしやすく、早慶戦ポスターを真似た全く別のポスターも登場した。メディアにも多く取り上げられ、早慶戦の集客アップに大きく貢献したものと思われる。広告本来の目的をしっかり果たしており、素晴らしい(20代男性・専門商社)
    多くの学生を動かし、早慶に関係のない人にも話題になった(20代女性・学生)
    伝統の早慶戦のポスターに、今の広告の面白さを取り入れていて興奮した(20代男性・ハウスメーカー)
    本物の学生を起用して、しかもローコストであんなにクオリティの高いものができるとか、すごいと思った。斬新。(20代女性・学生)
    早慶戦に世間の興味が一気に向いたのを実感した(20代女性・IT会社)
    すごくバズっていて 周囲のみんなが知っていた コンテンツとして面白い広告だと思います いつかあのくらいの広告を作りたいなと思いました(10代女性・学生)

編集部がトーク形式で、2015年の広告レビューをお届けします。

編集A▶ 読者アンケートの結果が出ました!

編集B▶ どうだった?

A▶ ベストが2点。一つはauの三太郎シリーズ、もう一つは“煽り合いコピー”で話題を呼んだ「華の慶早戦」ポスターです。

B▶ 慶早戦ポスターはSNS時代の広告を象徴するような例だよね。このポスター、実は掲出されたのは慶應大学の近くの食堂だけなんだって。つまり、ほとんどの人が実物は見ていなくて、ネット上で見ているということ。しばらく前に「ボクのお父さんは、桃太郎というやつに殺されました」の新聞広告(2013年度「新聞広告クリエーティブコンテスト」の最優秀賞受賞作)がSNSで広がった時も思ったけれど、グラフィック広告の見られ方が変わってきているよね。電通関西支社の日下慶太さんが続けている「商店街ポスター展」(若手クリエイターが商店街の各店舗のポスターを制作し、商店街で展示し集客するイベント)もそうじゃないかな。

A▶ 商店街ポスター展は、テレビでもかなり取り上げられましたね。それを見てわざわざ遠方から足を運ぶ人もいたそうです。ポスターも電波(テレビ)とSNSで広まる時代なんですね。

B▶ 三太郎は、人気タレント(松田翔太、桐谷健太、濱田岳)をこれでもか!という位、集めたのがすごいよね。CDの篠原誠さんに話を聞いたら、毎回全員現場に揃っての撮影なんですって。別撮りじゃないから、あのテンションやテンポのよさが出ているんだと思う。

A▶ 監督の浜崎慎治さんに取材したときも、撮影が重ねるたびにいいアドリブがどんどん飛び出すようになっていったと聞きました。「パッカーン!」と何回も言うのも、実は最初はアドリブだったとか。

B▶ あれだけの出演者の予定を揃えるのは本当に大変だと思うのだけど…。最近思うのは、やっぱり「手をかけたものはその分熱量が伝わる」ということ。美大生たちの黒板アートのCMカロリーメイトの「見せてやれ、底力。」もそうだと思う。

GOLD 
大塚製薬 カロリーメイト「見せてやれ、底力。」テレビCM
(博報堂+catch)



    COMMENT:人の手が作ったアナログの底力に、ぐっと引き込まれた(40代男性・クリエイティブディレクター)
    圧倒的な制作力・ビジュアルのクオリティに感動しました(20代男性・デザイナー)
    作り手の情熱、クライアントのメッセージ、何より「受験生を全力で応援したい」という愛を感じる、熱量のあるCMだと思います(30代男性・広告会社ディレクター)
    圧倒的なクラフトの作り込み。広告を創る行為・アイデアがキャンペーンで伝えたいメッセージと見事に合っている。メイキングも非常に見応えのあるものとなっており、リアルイベントやInstagram企画との連動など「誰かに教えたくなる」Webなどでの拡散性までしっかり計算されたキャンペーンで大変参考になる事例だった。(30代男性・コピーライター)

A▶ CDの福部明浩さんも「試されているのは底力。絞り出したものじゃないと、届かない」と誌面でコメントしていましたね。同じくゴールドの「iPhone6で撮影」はどうですか?

B▶ つい見てしまうというか。やられた感というか。スマホのカメラでここまで撮れるんだ、という素直な驚きがあったよね。

A▶ 「iPhone6で撮影」という、直訳調のような、あえて情感のない淡々としたコピーも自信の表れに見えて。カンヌやACCなど、国内外問わず広告賞でも受賞が相次ぎましたね。

B▶ さっきのSNSの話で言えば …

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