冬の風物詩を盛り上げる 岡田園長のアクスタ登場
京阪電気鉄道が運営する、大阪・枚方にある遊園地「ひらかたパーク」といえば、季節ごとに展開されるユニークな広告が有名だ。今冬はイルミネーション「光の遊園地」を2024年11月から2025年4月にかけて開催しており、「超ひらパー兄さん」であり園長を務める、岡田准一のアクリルスタンドの販売も開始した。
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数多くのソーシャルゲームのCMがオンエアされる中で、モンスターストライクのCMが異才を放っている。ある時は料理教室風、観光CM風。パロディ風CMが多いのかと思えば、青春時代を正面から描いた心を打つCMもある。毎回趣向は違うが、いつも面白い。そんな一連のCMの背景には、どんな考え方があるのだろうか?
モンスターストライク(以下モンスト)のCMが初登場したのは、2014年3月。モンストのCMを当初から手がけてきた電通クリエイティブディレクターの柚川祐一さんは「モンストは、4人で集まって遊ぶアクション系のRPGゲーム。PCのオンラインゲームと違って、リアルに顔を合わせて遊ぶゲームだということをCMでも訴求してほしいと言われていました」と話す。それゆえ、モンストのCMは「4人が集まって遊ぶ様子を描く」のが基本。ただし、1年で20本近く新作を放映するという本数の多さから、作り手には常に新しい打ち手が求められる。それが、「信長と光秀」「クリスマス」「囲碁番組」などシチュエーションの多彩さにつながっている。
エンターテインメント路線が中心のラインナップの中で異色だったのが、2015年8月にオンエアされた「くだらないこと」篇だ。“仲間たちと時間を過ごすことの価値”を美しくドラマチックな映像に昇華させて長尺(90秒、60秒)で描く。「ブランド広告的な位置づけです。ターゲットである10代だけではなく ...