グッドデザイン大賞を受賞したのは、パーソナルモビリティ「WHILL Model A」。身体障碍者、健常者に限定せず、個人規模の移動手段として生み出された乗り物で、近未来的なデザイン、高い走行性能とユーザー目線の機能などが評価された。
いすに見えないデザイン
「100m先のコンビニに行くのをあきらめる」。一人の車いすユーザーの声から開発が始まった。車いすはそれ自体がネガティブに見られ、障碍者は外に出る不安を感じてしまう。また、従来の車いすは砂利道やスロープが妨げとなる機能面での問題がある。これら課題を解決し、障碍者も健常者も楽しくスマートに移動できる手段としてWHILLは誕生した。主な特長は、 …
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