デザイン・アート・広告賞今月の展覧会&コンペティション
赤塚不二夫のビチュツ展
赤塚不二夫生誕80周年を記念して12月から東京大学で行われる「バカ田大学」の開講に続くメインイベントである本展。荒木経惟、田名網敬一、村上隆など日本が誇るトップクリエイター約20組による赤塚作品のパロディーやオマージュ作品を「ビチュツ作品」と名付け、一堂に展示する。赤塚不二夫が漫画家デビュー前、新潟の小熊塗装店に勤務していた時代に制作した絵画作品を特別に初出品する。
赤塚不二夫のビチュツ展 | |
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BANK GALLERY |
Red Bull Studios Tokyo “Behind the Tracks”
with ARTIST:Ryuichi Sakamoto×Wing Shya Photo Exhibition
音楽家・坂本龍一が復帰後初の作品として映画『母と暮せば』のオリジナルサウンドトラックを作曲している。その制作現場の舞台裏を追った写真展を二部に分けて開催する。復帰後初のインタビューの中から印象的な言葉を抜粋したものも展示。第一部は楽曲の制作を行ったRed Bull Studios Tokyoにて映画の前売券、半券およびサウンドトラック購入者限定で公開。第2部は、原宿のBANK GALLERYに場所を移して実施。撮影は、香港を拠点に世界で活躍する写真家ウィン・シャ。
Red Bull Studios Tokyo “Behind the Tracks” with ARTIST:Ryuichi Sakamoto×Wing Shya Photo Exhibition |
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東京・Red Bull Studios Tokyo(第一部)、 |
「TOKYO FRIENDS」れもんらいふ展
「TOKYO FRIENDS」れもんらいふ展
れもんらいふ代表アートディレクターの千原徹也が、デザインや仕事を「人との繋がり」を通してひも解く初の個展。広告、装丁、ブランディング、Webなど膨大な仕事の中から、厳選された作品の数々を展示する。週末にはモデルの秋元梢やスマイルズ代表の遠山正道、グルーヴィジョンズ代表の伊藤弘、アーティストの坂本美雨など、ジャンルを問わずさまざまなクリエイターとトークイベントを行うほか、千原ディレクションのグッズ販売も行う。
「TOKYO FRIENDS」れもんらいふ展 | |
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E-ma 1Fイベントスペース |
THE STREET WITH NO NAME
「現代写真」をテーマにしたイベントの第1弾として、注目の写真家・高橋マナミによる写真展が開催中。『東京旧市街地を歩く』(エックスナレッジ)では歴史を感じさせる東京の姿を写しだし、9月には『TRILL』の写真展を終えたばかりの高橋。展示のほか、12月4日には森岡督行(森岡書店店主)、加藤孝司(フリーランスエディター)を交えての、トークイベントとレセプションパーティーを開催。
THE STREET WITH NO NAME | |
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テラススクエア |
薬草の博物誌 ―森野旧薬園と江戸の植物図譜―
展覧会チラシ
『本草図譜』(岩崎灌園著)より抜粋。
所蔵:高知県立牧野植物園 撮影:佐治康生
森野旧薬園の存在をきっかけとする本展は …