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心に残ったプレゼン術

保険の特長を妻のインサイトから伝える

ネオファースト生命保険

『仮面ライダー』に登場するショッカーの戦闘員や『ゲゲゲの鬼太郎』の目玉のおやじ。彼らの妻を主役におき、夫や家族の健康を心配する妻の本音にフォーカスしたネオファースト生命保険のCMが放映している。

同社は昨年、第一生命保険のグループ会社となったことに伴い、「損保ジャパン・ディー・アイ・ワイ生命保険」から社名を変更した。新会社発足による経営基本方針やコーポレートスローガン、ブランドガイドラインを策定するためにプロジェクトチームを立ち上げ、電通が初期から参画している。他社にはないネオファースト生命保険の商品特長は、「健康」に着目した新たな価値の提案。煙草を吸わない人にはより安い保険料を、安心して治療したい人には自己負担を補う保障などの商品を販売している。広告戦略は、健康維持や体力増進にもっとも関心の高い40~50代女性をメインターゲットとし、30代前後のニューファミリー層をサブターゲットとして絞り込んだ。「保険に加入するきっかけの一つに金融機関と保険ショップの販売チャネルがあります。窓口で行員や店員がコミュニケーションのきっかけになるような、記憶に残るインパクトの強い広告を求めていました」。販売計画の達成確度を高めるとともに、社名認知率の向上も期待した。

電通から提案があったのは、保険の特長を、「そうなの、心配なの」という妻のインサイトから訴える「〜の妻」シリーズという企画。顧客ターゲットを30〜50代の妻としつつも、結果的に夫婦双方への共感を呼び込むというねじれの構造をねらっている。妻役に女優の二階堂ふみさん。夫役は職業柄 ...

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