冬の風物詩を盛り上げる 岡田園長のアクスタ登場
京阪電気鉄道が運営する、大阪・枚方にある遊園地「ひらかたパーク」といえば、季節ごとに展開されるユニークな広告が有名だ。今冬はイルミネーション「光の遊園地」を2024年11月から2025年4月にかけて開催しており、「超ひらパー兄さん」であり園長を務める、岡田准一のアクリルスタンドの販売も開始した。
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2015年10月に始まったソフトバンクの新CM シリーズ「MOON RIBAR」のキャッチフレーズは、「スマホたのしいソフトバンク」。登場するのは、セーラームーン、ケンシロウ、アトムなど往年の人気アニメーションの主人公たちだ。
同社のCMと言えば、白い犬のお父さんとその家族でお馴染みの「白戸家」。だが、今回はソフトバンクの全キャンペーンを担当するシンガタ クリエイティブディレクター 佐々木宏さんの「白戸家とは別にもうひとつの家族をつくろう」という考えのもと、新企画がスタートした。
企画とコピーを手掛けたのは、電通 岡野草平さん。「“もうひとつの家族”について話しているときに、思い浮かんだのが馴染みの居酒屋。僕も佐々木さんも馴染みの居酒屋では、店主や他の常連の皆さんと年齢や職業に関係なく、いろいろな話をする。そこで会う人たちは、いわばもうひとつの家族のような存在ではないかと。ソフトバンクでは同居していれば家族割が使えることもあって、新CMでは家族の捉え方を広げていこうと考えました」。
血の繋がりはなくても家族のような存在。その構成を考えていく段階で、全て異なるアニメのキャラクターにするという案が出る。さらに、登場人物をそのまま出すのではなく、成長し、いまはかつてと違う職業についているという設定にたどりついた。
最終的に7人が、アニメキャラクターの“その後”の姿を演じることに。登場しているのは、小泉今日子(元セーラームーン『セーラームーン』)、小日向文世(元ゴルゴ13『ゴルゴ13』)、堺雅人(元鉄腕アトム『鉄腕アトム』)、市川海老蔵(元ケンシロウ『北斗の拳』)、又吉直樹(元矢吹丈『あしたのジョー』)、広瀬すず(元ちびまる子『ちびまる子ちゃん』)、満島真之介(元御坊茶魔『おぼっちゃまくん』)。「まずキャラを先に挙げて、広瀬さんであれば静岡出身で髪型も似ているからちびまる子ちゃんに、とパズルを組み合わせるようにキャストを決めていきました。全体としてファンタジー仕立てにしていますが、一部、市川さんや又吉さんのように、現実での仕事をそのまま使っています」。
舞台の中心は、元セーラームーンが経営する秘密のバー「MOON RIBAR」。セーラームーンは、原作では麻布十番に住んでいる。そこで、このバーは麻布十番辺りのビルの屋上にあり、スマホをかざさないと中に入れないという設定になっている。そこに仲間が集まり、スマホを使ってコミュニケーションをとるというストーリーが展開されていく。「CMのテーマは“スマホたのしい”なので、スマホで写真を撮りあったり、電話はもちろん …