6組の映像クリエイターが“ほぼ制約ゼロ”の条件のもと、西友の「プライスロック」の動画広告を制作する「ゼロ動」企画。10月1日に6つの動画が同時公開され、10月21日までのYouTubeでの再生回数で人気度が競われた。トップの座を獲得した動画の制作舞台裏を聞く。
日常と継続性を象徴する「お弁当」に着目
「ゼロ動」で人気度トップとなったのは、1-10HOLDINGSの富永省吾さん、綿野賢さん制作の「HANDMADE HOMETOWN」。東京で暮らす6 人の若者に、テーブルの上に並ぶ6つのお弁当を食べてもらい、自分の実家から届いたお弁当を当ててもらうという内容だ。
今回のテーマである西友の「プライスロック」は、最低6カ月の間、対象商品となる生活必需品を一切値上げせずに低価格で提供し続ける施策。親会社ウォルマートの「EDLP(Everyday Low Price)」の戦略の一つとして実施されている。「HANDMADE HOMETOWN」は、このEDLPを「生活者の日常を継続的に支える西友の意志」と解釈し、親の作る「お弁当」を継続性の象徴として登場させるものだ。
この企画について、富永さんは...