別府や湯布院など有名な温泉地のある大分県。「日本一のおんせん県おおいた」をキャッチフレーズに3年前から観光PRを展開している。昨今、新幹線の開業などで他県に注目が集まる中、「おんせん県おおいた」として「温泉と言えば大分県」というポジションを、もう一度確固たるものにする必要があった。
去年まで続いた、優れた動画コミュニケーション「おんせん県って言っちゃいましたけん」を継承し、10月よりYouTubeで放映している動画が「おんせん県の新フロジェクト=シンフロ」だ。企画制作はCS西広。元・日本代表選手が率いるプロのシンクロチームが、大分県の温泉でシンクロにチャレンジするという企画で、大分県出身の滝廉太郎の「花」をアレンジした曲に合わせ、息の合った演技を披露している。「おバカ、だが美しい。そんな映像を目指しました。日本の温泉文化は世界に誇れる文化です。国内だけでなく、世界からも注目される県になろうと、スタッフ全員で意識を共有しました」(久冨和寿さん)。何度もロケ地に足を運び、アングルチェックや水深の検証、そして練習を重ねていった。振付稼業air:manさんには、プラスαのユニークな振付を「大分県の特産物」というテーマで考えてもらったという。動画は公開5日で50万回再生を突破。ニュースやワイドショーなど各メディアに取り上げられ話題となった。シンフロの不思議なBGMの正体を明かす第2弾の「ご当地サウンド篇(Orchestration Of Oita)」も公開中だ。
- 企画制作:西広+CS西広+T&E+invisible designs lab.
- CD+企画:福嶋毅
- C+企画:久冨和寿
- 企画:福嶋毅、久冨和寿、緒方徹
- AE:井上優
- PR:大石政治
- PM:川上理、吉崎奨、大隈章由、橘潤樹、小田桐浩希、手島麻陽、亀井晴日、柴田孝徳、深見誠
- 演出:山本ヨシヒコ(シンフロ篇)、清川進也(サウンド篇)
- 撮影:新出一真(シンフロ篇)、伊東竜平(サウンド篇)
- 照明:佐藤昭二
- 編集:山村祐介(オフライン)、森永哲弘、伊藤圭司、真崎篤史(オンライン)
- CG:雪家総一郎
- 音楽制作:清川進也
- MA:松本知久
- 振付:振付稼業 air:man
- ST:下村ひろみ
- HM:野村忠司
- 出演:RAIKA ENTERTAINMENT
- AD+D:阿部純一
- 撮影:佐藤俊彦
- Webデザイン:瀬戸口貴裕、川原小百合
- Webディレクター:出口宣佳
- ME:深田奈緒、工藤暢朗
MOVIE
GRAPHIC
Web

CS西広 久冨和寿さん(左)、福嶋毅さん(右)