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CREATIVE RELAY

一番人気を手にするのは誰だ?西友×ブレーン コラボ映像企画「ゼロ動」始動!

西友

「ゼロ動」特設ページ
http://www.seiyu.co.jp/campaign/zerodo

 

「プライスロック」をテーマに
6組のクリエイターが制作

もしも、CMのテーマ以外「制約ほぼゼロ」の動画制作を依頼されたら、どんな広告表現が生まれるのだろうか?――こんなテーマに挑戦する西友×ブレーンのコラボレーション企画「ゼロ動」プロジェクトがスタートした。西友の「プライスロック」をテーマに6組のクリエイターに動画広告の制作を依頼、完成した動画を公開してそれぞれの人気を競う。

今回のテーマとなっている「プライスロック」は、最低6カ月の間、対象商品を一切値上げせずに低価格で固定する西友の施策。西友の親会社ウォルマートの「EDLP(EveryDay Low Price)」戦略の一つとして2014年から実施されている。さまざまな要因で値上げが続々と発表される日本で、生活に欠かせない品を中心に約300品目を低価格で提供し続けるという生活者に嬉しい施策だ。

このプライスロックを「必ずしもロゴは使わなくてもいいが、言葉でも意味でも、それぞれの解釈で表現してほしい」というのが今回のオーダー。また、キャストにはよしもと/サンミュージック/松竹芸能の若手芸人を起用できる。

この動画制作に参加したのは、TYO/CampKAZの久家友哉監督、ビデオクリエイターチーム「最後の手段」、DRAWINGAND MANUALの辻本和夫監督、1-10HOLDNGSクリエイティブディレクターの富永省吾さんと同プランナーの綿野賢さん、映像制作ユニット「bait」、HIROBAの宮部一通監督。テレビCM中心のディレクターから作家系クリエイターまで、多彩なバックグラウンドを持った6組のクリエイターだ。

このコーナーでは、制作された6本の動画の詳細を紹介。動画は、「ゼロ動」の特設サイト(右ページ)で見ることができる。人気度は10月1日~21日までのYouTubeでの再生回数で計測される。気に入った動画があればぜひシェア!を。読者の皆様の参加をお待ちしています。

 

Entry 1
主婦の夢




STORY:安いまま値上げしないで6カ月。これ、なーんだ?


最後の手段
人々の太古の記憶を呼び覚ますためのビデオチーム。2009年結成。メンバーは有坂亜由夢、おいたまい、コハタレンの3人。MV「やけのはら/RELAXIN'」文化庁メディア芸術祭2013 エンターテイメント部門新人賞受賞。七尾旅人「検索少年」PVコンテスト グランプリ受賞。国内外で活躍中。

Q1.「プライスロック」をどう解釈しましたか
「いつも安いままだったらな~」という主婦の願いを実現している、夢のようなコンセプトだと考えました。そこから「プライスロック」は「主婦の夢」というアイデアが出ました。

Q2. 映像のコンセプト、アイデアについて
宇宙からたまご星人が片田舎に着陸し、プライスロックに驚いて目玉が飛び出すというストーリーです。それは主婦の夢(白昼夢)の中で起きている話で、価格が一定という夢のようなことが起きて主婦の頭がバグを起こしてしまったのかもしれません。

Q3. 撮影や編集でこだわった点
撮影では、炎天下に大型卵パックに入った新鮮なたまごさんは、強烈な反射光を受けて大変綺麗に映りました。飛び出す目玉は卵の殻で作りました。卵の殻の美しいフォルムは人の手では簡単に作りだせない素晴らしい形だと思いました。

Q4. 公開にあたって意気込みを一言!
頑張って作りました、楽しんでください!レッツ エンジョイ!

 

出演:新鮮なたまご

2012年結成。サンミュージック所属。ハイジ・坂下によるスタイリッシュなコントを武器に着実にファンを増やしている。またハイジは役者として、坂下はクリエイターとして、マルチな才能を発揮し活躍の幅を広げている。大注目の若手コンビ。
  • 企画制作:最後の手段
  • 出演:新鮮なたまご
  • 楽曲:音に敏感

KEY VISUAL

 

Entry 2
パパは、鮭とり名人




STORY:穴の中にある部屋で暮らす、パパ熊・ママ熊・子熊の3人家族。その家では、毎日“鮭”料理が出る。鮭が大好きな子熊は、パパが鮭をとる名人だと思っている。ある日、子熊はパパに尋ねる…「パパ!どうやって、こんなに鮭をとれるの?」。


久家友哉(TYO / CampKAZ)
CMディレクター/プランナー。TYO / Camp KAZ、TYOクリエイティブ・センター所属。2014年 JACリマーカブル・ディレクターズ・オブ・ザ・イヤー ファイナリスト。ADFEST 2015 FABULOUS FOUR ショートフィルム作品「SWEETS GANG!」最優秀賞受賞。

Q1.「プライスロック」をどう解釈しましたか
毎日安いと買い物がどんな風に変わるんだろう?というところから考えました。さまざまな切り口の中から、「プライスロック」=「好きな商品を、毎日安く買える」という切り口を選びました。好きなスイーツが安くなってたら、毎日仕事帰りにお店に行って、そればっかり買って、幸せになる…みたいな。それが「プライスロック」の価値じゃないか?と企画しました。

Q2. 映像のコンセプト、アイデアについて
プライスロック対象商品の中で“鮭”を見つけた時、「熊が毎日スーパーに鮭を買いに行っている」ビジュアルを思いつきました。それだけでは物足りないので、設定を家族に、「子どもには、スーパーで買ってることを隠しているパパ熊」というキャラクターと、「それを子どもに隠す」というストーリーをつけました。

Q3. 撮影や編集でこだわった点
「鮭を自分で獲っている」という主張に説得力を持たせるため、リアルな着ぐるみにこだわりました。

Q4. 公開にあたっての意気込みを一言!
普段、CM制作でできないことを色々トライしました。ぜひ見てください!

 

出演:鈴木 俊(ゼブライン・写真右)(パパの声で出演)

1984年7月13日生まれ、東京都出身。2010年、松井弘貴とお笑いコンビ「ゼブライン」結成。松竹芸能所属。趣味は競馬、特技はラグビー(高校時関東大会出場)と、空気を入れてお腹を大きく膨らませること。

出演:なかむら摂

1981年10月23日生まれ、長野県出身の女性タレント。松竹芸能所属。石川テレビ放送の「石川さん情報Live リフレッシュ」に、「石川星人・せつ」としてレギュラー出演中。
  • 企画制作:TYO:CampKAZ
  • PR:西原正浩
  • PM:星伸之
  • プロダクションアシスタント:多田羅雄大、鷲山大輔、沖野笑花
  • 演出:久家友哉
  • 撮影:池浦新悟
  • 照明:太田宏幸
  • 衣裳:穂積久美子、黒島CLOSY房子
  • HM:木内真奈美
  • 美術:鈴木千佳子
  • 装飾:福島暢子
  • 特殊造形:山本和弘
  • フードST:山根万由子
  • 音楽PR:鮫島充
  • 音楽:酒井義久
  • 車輌:志摩安俊
  • カラーグレーディング:平田藍
  • 編集:久家友哉(オフライン)、山崎祐資(オフライン)
  • MAV+SE:川村知嗣
  • スーツアクター:加藤勉、大園勝寛
  • 機材CRD:権藤和幸
  • ポストプロダクションCRD:宮原信
  • 撮影機材協力:CRANK
  • 照明機材協力:SOL
  • 編集協力:PPC
  • スタジオ協力:イメージスタジオ109
  • CAS協力:ナイスホームラン
  • 出演:鈴木俊(パパの声)、なかむら摂(ママ)、高田愛斗(子ども)、飯田眞実(店員)、押川恵里子、別府督子(エキストラ協力)、志村享子(ナレーター)

KEY VISUAL

 

Entry 3
バタフライエフェクト ―風が吹けば桶屋が儲かる




STORY:ある女性がツナ缶を買ったことから、世の中に思いもよらないブームが巻き起こって…!?ほんの些細なことが、予想もしない大きな結果につながる。現代社会の物価の高騰を、バタフライエフェクトになぞらえてユーモラスに風刺し描く。


辻本和夫(DRAWING AND MANUAL)
1985年和歌山生まれ。2008年アパレル関連会社に入社。2012年渡米。NYでグラフィックデザインを学ぶ。その後、菱川勢一と出会い、帰国後、2014年よりDRAWING AND MANUALに参加。現在は菱川勢一のアシスタントを務めながら、ジャンルを問わずさまざまな制作活動を行っている。

Q1.「プライスロック」をどう解釈しましたか
どんなことが起ころうとも絶対に半年間低価格でキープするというSEIYUの宣言。

Q2. 映像のコンセプト、アイデアについて
プライスロックのよさを伝えるためには、商品の価格高騰をとにかく大げさに描くべきだと思いました。実際に商品の価格が上がっていくプロセスが、「風が吹けば桶屋が儲かる」によく似ている部分があるのでコンセプトにしました。

Q3. 撮影や編集でこだわった点
ハニートラップさんが本当に面白い方々で、撮影現場が終始良い雰囲気でした。梅木さんのアドリブが面白くてそのまま映像に生かしてます。

Q4. 公開にあたっての意気込みを一言!
とにかく撮影に協力してくれた方々に感謝です!

 

出演:八木(ハニートラップ・写真右)

2011年結成。サンミュージック所属。ツッコミの梅木とボケの八木によるコンビ。最高にイケてる男女がおりなす磨き上げた漫才は、一度見た者の心をつかんで離さない。今夜も甘い罠を仕掛け、貴女のハートをわしづかみにすること間違い無し!!ブレーク間近の今大注目のコンビ。
  • 企画制作:DRAWING AND MANUAL
  • 演出+シネマトグラファー+編集:辻本和夫
  • アシスタントディレクター+撮影:渡邊哲
  • コンポーザー:清川進也
  • ボーカル:宇都麻美
  • PR+企画:唐津宏治
  • ラインプロデューサー:森口典孝
  • 出演:八木優子、梅木一仁、川崎ゆり子

KEY VISUAL

 

Entry 4
プライスロックは動かない




STORY:夜の西友店舗。その中に、裏口から静かに入り込む謎の女性。調理場にいる男性店員は、口論をしていてその存在に気づかない。女性は棚にある商品を倒していくが、プライスロックの商品だけは元の位置に留まり、動かない。


bait
2011年発足。ディレクターを中心にスタイリスト、ヘアメイクなどのスタッフとともに映像制作を行う。

Q1.「プライスロック」をどう解釈しましたか
何にも動じないものとして捉えています。

Q2. 映像のコンセプト、アイデアについて
プライスロックが動じないものなので、それとは対照的なアクションを脈絡なくつなぐことでそれを強調しています。

Q3. 撮影や編集でこだわった点
普通の流れを感じる作品にはせず、あえて意味のわからない気持ち悪さを感じさせたいと考えて編集してます。撮影についてはスーパーで撮影する機会ということ自体が珍しかったので楽しかったですね。

Q4. 公開にあたっての意気込みを一言!
SEIYUの動画とは一見思えない作品ですが、僕らなりに出した解答として楽しんでもらえると嬉しいです。

 

出演:ラフレクラン

2012年結成の新進気鋭の注目コンビ。芸歴4年目にしてヨシモト∞ホールのトップ。ツッコミの西村はミスター慶應コンテストでグランプリを獲得し、元テレビ局アナウンサーという異色の経歴を持つイケメン芸人。
  • 演出+PR:bait
  • シネマトグラファー:Tomoyuki Kawakami
  • ST:Ryoto nakayama
  • HM:Wakana Saito
  • 出演:aris mukaide

KEY VISUAL

 

Entry 5
プライスロック 父と子の6ヶ月の物語




STORY:父と子の2人家族。家事に不慣れなお父さんは西友でいつもレトルトやお惣菜を買って帰り、夜ご飯にしている。ある日、ごはんに口をつけようとしない息子にお父さんが声をかけると「ママのカレーが食べたい」息子はそうつぶやき、うつむいてしまう。その言葉を聞いたお父さんは、ある決心をする…。


宮部一通(HIROBA)
日本大学芸術学部映画学科卒業後、フリーの映像ディレクターとしてファッション関連の映像を中心に活動。2011年HIROBAを設立し、CM・MV・VPなど多岐に渡る映像を監督、撮影、編集まで全て行う。2015年CITIZEN「LIGHT is TIME」の映像にてONE SHOWゴールドペンシル受賞。現在、短編映画「帰ろう」を製作中。

Q1.「プライスロック」をどう解釈しましたか
プライスロックとは「お客様への応援キャンペーン」なんだと僕らは解釈しました。その結論から『変わりゆく世界で 変わらずいることは 君へのエールだ!』というキャッチフレーズを考え、それを軸にしたショートムービーにしました。

Q2. 映像のコンセプト、アイデアについて
何かに奮闘している人をプライスロックで応援するような物語にしようと思いました。不器用だけど頑張るお父さんがプライスロックの商品を通して一歩踏み出す物語に、エールを送る応援団長という際立った存在を入れ、映像全体の印象が強まるようにしました。

Q3. 撮影や編集でこだわった点
撮影中2日間、お父さん役のトチギフ荒井さんと、息子役のやまと君には片時も離れることなく過ごしてもらいました。荒井さんは子どもの心をつかむのがとても上手く、最後には顔も似てきているんじゃないかというくらいの関係性をやまと君と築いてくれました。また、応援団長役でご出演いただいた西尾栄一さんは撮影の数日前まで、今夏の甲子園で母校の応援をされていた伝説の応援団長です。

Q4.公開にあたっての意気込みを一言!
誰かが誰かを思う気持ちを描いた、普遍的な映像になったと思います。気に入っていただけたら嬉しいです。

 

出演:荒井義久(トチギフ・写真右)

1983年3月7日生まれ、栃木県出身。2011年、岐阜出身の長屋真治とお笑いコンビ「トチギフ」結成。松竹芸能所属。ウルトラマンに造詣が深く、円谷プロ企画の「ウルトラ検定」1級を取得し、日本6位の成績を収めるほどの知識を持つ。
  • 企画制作:HIROBA
  • 監督+脚本+撮影+編集+NA:宮部一通
  • 監督補:田川咲貴子
  • 音声:兒玉成彦
  • ST:ワインクープ禎菜
  • 美術:前田高子
  • MA:神谷真弘
  • 協力:栗山圭介、青木正
  • 出演:荒井義久(お父さん)、やまと(息子)、西尾栄一(応援団長)

KEY VISUAL

 

Entry 6
HANDMADE HOMETOWN




STORY:東京で暮らす6人の若者達と、テーブルに並べられた6つのお弁当。それらのお弁当は、それぞれの実家から届けられたものだ。故郷を離れた今でも、彼らは日々食べていたお弁当を探し当てることができるのか。


左・富永省吾(1-10HOLDINGS)
1991年生まれ、1992年育ち。クリエイティブディレクターとしてクリエイティブをディレクションしている。声がキモい。カンヌライオンズ、わんにゃんハッピーフォトコンテストなど受賞多数。
右・綿野 賢(1-10HOLDINGS)
1990年生まれ。早生まれ。プランナーとしてプランをプランニングしている。声がキモい。カンヌライオンズ、わんにゃんハッピーフォトコンテストなど受賞多数。

Q1.「プライスロック」をどう解釈しましたか
EDLPの一環としてブランドステートメントに直結する独創的な取り組みなので、“施策”というよりも“思想”として捉え、「日常を継続的に支える意志」であると解釈しました。

Q2. 映像のコンセプト、アイデアについて
「継続」に隠された価値を提示できれば、日々台所に立つ人々への祝福となり、西友が発する声として相応しいと考えたのが出発点です。そこで、スーパーと直結し、継続性の象徴でもある「お弁当」を用い、日々の料理が副次的に生み出す価値を顕在化させることで、なぜ西友はEDLPを掲げるのか?をひも解くひとつの答えとしています。

Q3. 撮影や編集でこだわった点
スタッフや親を出さない。広告的な演出をしない。シズルよりリアル。コンセプトをブレさせない。

Q4. 公開にあたっての意気込みを一言!
ガチで撮ったので、よかったら見てね。

 

出演:ニューヨーク

2010年にデビューしてすぐに頭角を現し、各メディアに多数出演。よしもと東京若手芸人の劇場ヨシモト∞ホールのトップ。独特の目線で「毒」を笑いにかえる漫才、コントを繰り広げる。11月にルミネtheよしもとでベストネタを集めた単独ライブを開催予定。
  • 企画制作:1-10HOLDINGS+ナイスレインボー+井村事務所
  • CD+企画+AD:富永省吾
  • 企画:綿野賢
  • PR:住本宜子
  • C:水谷日出晶
  • PM:田村聡大
  • 監督:狩野比呂
  • 助監督:高橋りか
  • 撮影監督:井村宣昭
  • 撮影:関森崇
  • 撮影助手:南利彩香、磯部義也、北村龍
  • カラリスト:奥津春香
  • 照明:角戸亮祐
  • MA:小林丈泰
  • ST:森久美子
  • 出演:嶋佐和也、屋敷裕政、中村隆太、戸塚梨、森レイ子、川並淳一
  • Special Thanks:お母さんたち

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