02 新社屋の外観。
03 リニューアルされた会社のCIは、シンプルで本質的なものにしたいと、力強い黒1色のデザインにした。「I」の字が逆「く」の字になっているのは、PLAYボタンをイメージしている。CIデザインを手がけたのはTGB design.。そのイメージを展開し、中原崇志さんと谷尾剛志さんが空間デザインを担当した。
04 1階の会議室。白を基調とした明るい部屋。
今年で15周年を迎えた映像制作会社のP.I.C.S.。周年プロジェクトの一環として、会社ロゴとWebをリニューアルし、5月には新オフィスに移転した。新社屋を構えたのは、以前はアパレルメーカーが入居していたという、東京 代官山エリアの4階建てのビルだ。前オフィスも同じ代官山エリア内にあったが、移転を機にフロア面積を約2倍に拡張した。「15周年を機にブランドをリフレッシュし、会社の新しいイメージを作っていきたい。そういう思いで、ロゴと新社屋のプロジェクトに取り組みました」とP.I.C.S.取締役/クリエイティブディレクターの寺井弘典さんは話す。
新社屋は地下1階、地上4階の計5フロア。地下には撮影スタジオとフィッティングルーム、オーディションルーム、編集室を備え、1階は会議室。2階と3階が職種別のワークスペースで、4階が社長室とバックオフィスになっている。面積が広くなった分、撮影スタジオを新たに設け、また広々としたエントランスだけでなく、2階と3階のワークスペースも拡張できた。ワークスペース内に新たに打ち合わせ用のスペースを設けたことで、コミュニケーションを取りやすくなり、また各人が作業にも集中しやすくなったという。
新しい会社ロゴは、黒の太字で力強さを …