即興的に制作された
100脚の椅子
01 展示風景:Triennale Design Museum, Milano,2009
02 《Multiple Choice》(17 SEPTEMBER 2007)From the series 100 Chairs in 100 Days
03 《Hands On》(27 SEPTEMBER 2006)From the series 100 Chairs in 100 Days
04《Giro》(12 SEPTEMBER 2007)From the series 100 Chairs in 100 Days
すべてÅbäke/Martino Gamper
マルティーノ・ガンパー
100日で100脚の椅子
ロンドンの路地や友人の家から使われなくなった椅子を集めて組み立て直し、1日1脚、100日で100脚の詩的でユーモア溢れる椅子をつくる――。2007年に「100 Chairs in 100 Days(100日で100脚の椅子)」をスタートしたマルティーノ・ガンパー初の個展が開催中だ。
椅子の歴史を参照しながらも、既成の枠にとらわれず即興的に制作された99脚の椅子はこれまで世界各地を巡回。100脚目の椅子はそれぞれの場所で新たに制作されてきた。ガンパーは見つけた椅子の素材、構造、デザイン、そして1日という限られた時間――見方によっては制約ともいえるさまざまな要素を可能性に変換してつくり上げている。本展でも丸亀の椅子を使って制作された100脚目ほか、新作も展示。
マルティーノ・ガンパー 100日で100脚の椅子 |
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開催中、9月23日まで。 |
カテゴリーにとらわれない
文様の世界
西岡ペンシル 文様あらも~ど
アートディレクター、デザイナーの西岡範敏による個展「西岡ペンシル 文様あらも~ど」が7月3日より開催される。
本展は和紙に刷った作品を中心に、写真にシルクスクリーンをミックスした作品、長襦袢や西陣織、コラージュなど多様な形態の作品、さらに細見美術館所蔵の神坂雪佳や俵屋宗達の作品に独自の文様を掛け合わせて再構築した作品を含めた約40点を展示、発表する。タイトル通り、カテゴリーにこだわらない普遍的な「粋」を表現する。会場では、京友禅の岡重や宮脇賣扇庵とコラボレーションしたMADE IN KYOTOのグッズや浴衣の販売も予定している。
西岡ペンシル文様あらも~ど |
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7月3日~15日 GALLERY SPEAK FOR |
日本を代表する
グラフィックデザイン300点
日本のグラフィックデザイン2015
東京ミッドタウン デザインハブでは「日本のグラフィックデザイン2015」を、8月5日まで開催している。
日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)が、1981 年より発行を続ける年鑑「Graphic Design in Japan」の掲載作品の中から、亀倉雄策賞を受賞した佐野研二郎、JAGDA賞の受賞作品などを含む約300点の作品を、本展では実物およびモニターで展示する。
身近な雑貨から、書籍、商品パッケージ、シンボル・ロゴ、ポスター、Webサイト、映像、展覧会やショップの空間デザインに至るまで、世界でも評価の高い日本のグラフィックデザインの現在を知ることができる。
会期中には、グラフィックデザイナー・アートディレクターなどによるトークイベントを開催する。詳細は、デザインハブ公式サイトにて確認のこと。
「日本のグラフィックデザイン2015」 |
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開催中、8月5日まで。東京ミッドタウン・デザインハブ |
Tシャツというメディアで
伝えるメッセージ
AZ
デザイナー森永邦彦が手掛けるブランドANREALAGE(アンリアレイジ)。そして、同ブランドとのコラボレーションも多く手がける、アートディレクター 武藤将也を代表とするデザイナー集団NO DESIGN(ノーデザイン)によるグラフィックに特化したTシャツプロジェクト「AZ(エーゼット)」の展示が …