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C-1グランプリ

三井明子さんと佐藤詳悟さんが選んだ「社長室に額縁に入れて掲げることば」

プロ、アマ問わず競うコピーバトル、C-1グランプリ。今回のお題は、「社長室に額縁に入れて掲げることば」。三井明子さんとよしもとクリエイティブエージェンシーから独立し、QREATOR AGENTを立ち上げ、社長になられたばかりの佐藤詳悟さんが審査をしてくれました!

出題テーマ:社長室に額縁に入れて掲げることば

佐藤:「たくさん集まってうれしいです。ありがとうございました!」

三井:「ご覧になっていかがですか?」

佐藤:「とにかく思ったのは、書いてくださったかたにお会いしたいということですね。こういうの書くのはどんな人なんだろう、と」

三井:「いろんな方向性の言葉がありましたが…」

佐藤:「ぶっ飛んだものも多かったですね(笑)。そういうの書く人に会うのが好きなんですよ。おもしろい人だったら、ぼくの会社でプロデュースしたいです」

三井:「会社を立ち上げられたばかりですが…」

佐藤:「直近では、紀里谷和明さんの新作映画で、原作を取りにいくところからメディアの露出までお手伝いさせていただいています」

三井:「大変そうですね」

佐藤:「今後サポートする家入一真さん(連続起業家)や落合陽一さん(メディアアーティスト)をはじめ73名のプロモーションのサイトもできました。URLは、qreators.jpです」

三井:「今回のグランプリ作品は、佐藤さんと親交の深いADの小杉幸一さん(博報堂)にデザインをしていただき、お題のとおり社長室に掲げていただきました!」

佐藤:「日々、この言葉を見ながら気持ちをひきしめていきたいです!」


グランプリ

良いときも社長、悪いときも社長。

高見大介(インターサイエンス社)
「良いときもCEO、悪いときもCEO。」だと、なんだか重みが出ないですね。「社長」って、役割を超えて、ちょっと生き方を感じます。…って平社員がわかったふうに!

人の上に立つことの厳しさを表現した含蓄のある言葉。市原悦子さん、故大滝秀治さん、といった説得力のあるかたの声を想像しながらかみしめたいです。(三井)

結構意志が弱かったり、逃げたりするので、この言葉を見て自分は社長なんだって言い聞かせて、どんどん切羽詰まっていきたいと思います。(佐藤)


部下はいらない。仲間がほしい。

遠西高幸

リアリティがありますね!社長室にこんな言葉が飾られていたら、社長が心配になって、いやでも(笑)社長にフレンドリーに接してしまいそうです。

わが社の長所、略して社長。

高見大介(インターサイエンス社)

なるほど!と思いました。「会社の長所になろう!」と、がんばれそうですね。たんなる言葉あそびではなく、さりげなく前向きになれる言葉です。

飲みにいくときは、誘ってください。

岡村玲(パラドックス)

時には注意してしまったりすると思いますが、基本的には会社がもっと大きくなってほしいからであって、是非誘ってほしいと切に願ってます。

おならを我慢しない。

西野美香 (サンデザインアソシエーツ)

おならというのは、きっと心を許している人の前ででちゃうものです。ぼくも一緒に働いている全員におならをしてもらえる存在になりたいと思います。


ファイナリスト

社長より、社員長。

髙木守(コクヨ)

この会社、どう使う?

山下皓平(K's)

ここへ来た理由を、わすれずにいよう。

山内優揮

この重圧、わりとくせになる。

小野聡子

失敗を恐れるな。俺も社長ははじめてだ。

橋場仁(DNP)

笑売

水谷直一


ROUND107 テーマ発表!

男に、座りションを決意させるコピー

座った方が汚れないことは分かってる、でも…。自宅でも、知人の家でも、お店でも。自分が掃除しないから、だけじゃなく、なんとなくの習性とか、色んな言い訳とか、男のプライドとかを揺さぶるような。男性が洋式トイレで、座りションすることに抵抗がなくなるコピーを募集します。あなたの一言が、日本中のトイレを綺麗にする!男女問わず、たくさんのご応募お待ちしています。

出題者:野﨑賢一(電通)
コピーライター/CMプランナー。1980年京都生まれ。2004年電通入社。営業職、マーケティング職を経て09年より現職。14年TCC入会。最近の仕事に、au「三太郎シリーズ」、パイロット・アクロボール「試すだけでも結構です。」、家庭教師のトライ「教えて!トライさん」などがある。

ゲスト:佐藤舞葉(電通)
コピーライター/CMプランナー。1984年東京生まれ。2010年電通入社。13年電通北海道に1年間出向。現在第3CRP局所属。13年TCC入会。現在の主な仕事に、au 三太郎シリーズ、パイロット、ネピア、サントリー「Wearable bottle」、グラクソ・スミスクライン、日清カップヌードル、西日本新聞社「わがまま写真館」、ライオンなどがある。

C-1グランプリ 応募受付ウェブサイト
https://www.sendenkaigi.com/c-1/

※応募方法を必ずお読みいただいてからご応募ください。
作品に企画意図は不要です。
・応募作品のコピーのみでご応募ください。

応募できるのは一人3作品までです。
・複数応募が発覚した時点で失格となります。

入力された情報は、そのまま応募作品として受理します。
・氏名、会社名などもふくめて、誤字や脱字には十分ご注意ください。

出題者への課題についてのお問い合わせはご遠慮ください。

応募〆切 7月25日(木)18:00

※ 締切直前には応募が殺到し、サイトへアクセスしづらくなる可能性があります。入力中に締切時間を過ぎてしまわぬよう、余裕を持ってご応募ください。
※ 機器の不具合によるシステムダウン以外につきましては、一切の責任を負いかねますので予めご了承ください。

    FROM TCC

    こんにちは。最近ココナッツオイルにはまっております、TCC事務局の筋肉クマ男です。いよいよ夏ですね。肌の露出が気になる季節となってまいりました。まあ、こんな季節のために日々体を鍛えているわけですが。ところでみなさんはダイエットなどしたことありますか?肉体のダイエットも、もちろん大事ですがコピーの世界でもダイエットが大事なようでして。コピーライターのみなさんならいちどは言われたことありませんか?「言いたいことはなるべくコンパクトに」。思いのたけを長いコピーにしても、なかなか読んでもらえなかったりする悲しい現実。そんな視点で2015年の新人賞のコピーを見てみたらコンパクトなコピー、ありました!「鏡を、疑え。(POLA)」「、」と「。」をいれてたったの6文字。このくらい短かったら、筋肉系のクマ男にも覚えられそうです。誰にでも簡単に覚えられるって大事ですよね。今年の夏はコピーもダイエット宣言しちゃおうかしら…そんなことを考える筋肉クマ男なのでした。

イラストレーション:イトウツヨシ

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