阪急阪神東宝グループであるエイチ・ツー・オー リテイリングの一員として、あらゆるコミュニケーションをデザインしてきた阪急デザインシステムズ。その確固たる経営基盤を軸に、東京事業部の規模拡大を目指す。
デザインから撮影、印刷までトータルに
プランニングを核にデザインから撮影、レタッチ、印刷まで全て社内で一貫したシステムにて、高付加価値のコミュニケーションを実現している。自社にプランナー、アートディレクター、デザイナー、コピーライター、フォトグラファーといったクリエイター職が揃い、大阪にはフォトスタジオと印刷機も完備している。
近年では、阪急うめだ本店のグランドオープンにかかわるキャンペーンも担当。告知の新聞広告から、車内吊りポスター、DM、POP、デジタルサイネージの映像まで、自社内だけで作り上げた。
「会社として売り上げも順調に推移している中で、約7年前に設立した東京事業所をより規模・業績拡大したいと考えています」(営業本部 東京事業部 執行役員 小野田匡祠さん)。
同社の社員数は約200名だが、東京事業部は13名。現在はまだ小さな組織だが、いくつか大きな実績も残している。例えば、東京駅八重洲北口にある飲食街の仕事。東京駅のすぐ近くにありながら、知名度が低く利用客が少ないという課題があった飲食街「北町ダイニング」。そこで、「北町ダイニング」の名前の由来である「北町奉行所」をテーマにしたイベントの実施を企画。北町奉行所をモチーフにしたお白洲や顔出しパネルなどを制作。お客さまが楽しく参加できるような空間を作り上げ、話題創出・集客アップを実現した。

阪急百貨店「プレミアムフードギフト 22の美味しい物語」
「フード情報誌 FOOD PRESS」
「バレンタインチョコレート博覧会2015 CHOCOLATE STORY」
「HANKYU MODE PRESS」
「HANKYU FASHION NEWS」
「THE STYLE MODE EDITION」
「Exclusive for HANKYU MEN'S」
「HANKYU ACCESSORIES」
「リビング夏のキャンペーン 日本の夏 美しく心地よく」

鉄道会館「北町ダイニング1周年フェア」
(企画制作:ジェイアール東日本企画)

宝塚クリエイティブアーツ「月刊フリーペーパー『TCA PRESS』」

すみだ水族館「2013年クリスマス装飾」
日々、新しい業務に挑める
同社には特定の業態・業種にしばられず、多様な仕事を経験できる特徴もある。ゴルフ場及び隣接する宿泊施設の仕事では、ドローンによって撮影した空からの映像を用いたWebサイトと全30段の新聞広告を制作。ダイハツ工業が顧客へ配る月めくりカレンダー制作では、家族で楽しめるよう可愛らしいイラストをカレンダー上部に配し、日付部分に「赤い車は何台?」「ハトは何羽いるかな?」といった1日1問クイズを付け、コミュニケーションを促す仕掛けを施した。
他にも、清酒メーカー小西酒造のブランディングにも関わり日本酒やワインのラベルやカタログをデザインしたり、スポーツメーカーのウォーキングシューズのプロモーションを手がけたり、女性下着ブランドのネーミング、ロゴ制作に携わったりと、領域は実に幅広い。
「水族館で行った恐竜展のイベント演出、装飾にかかわったこともあります。自分の仕事はここまでと決めつけず、何にでも挑戦したいという意志を持っている人にとって、当社の環境はとても面白いはずです」(小野田さん)。
ちなみに、同社には「FA制度」という、自己申告制で職種を変えることができる仕組みもある。「もちろん、上司や担当者に認められる必要はありますが、制度を利用し、営業からコピーライターになった2年目社員もいますし、“こういうことをしたい”という強い思いがあれば実現の可能性は十分にあります」(小野田さん)。行動力と思いの強さで、自らの仕事の可能性はいくらでも広がっていく。

KCAM「ザ・サイプレス別邸オープン・日経新聞全30段」

小西酒造「清酒カタログ2015」

ダイハツ工業「2015年カレンダー」
- アカウント営業職
- プランナー
- CD,AD
- グラフィックデザイナー
- Webクリエイター
RECRUIT NAVI
【求人情報】
阪急デザインシステムズは、以下の職種を募集しています。